前回に続いて、NY近郊から130超のゲームが集うコンベンション、Play NYC 2019の会場から。
今年、この「2019年G4C学生チャレンジ・コンペティション」では、ニューヨーク、ロサンゼルス、デトロイト、アトランタの学生たち(ほぼ全員が大学生ではなく、中高生!!)が、社会的な影響を及ぼす3つのテーマ(2050年の自動化されたコミュニティ、100歳まで生きる高齢化社会、絶滅危惧種)に関するゲームのデザインやプログラムを競いました。
年々、参加者が増えているのでしょう。
最終的に、前述の4つの都市の1,735名の学生から合計932ものゲームがコンペに参加し、史上最多のゲームによるもっとも印象的なゲームのコンペティションになったそうです。
厳密な審査プロセス(60名を超えるゲーム業界のプロの審査員による審査を含む)を経て、111名のファイナリスト、25の優秀ゲーム作品、4つの総合優勝ゲーム作品(Grand Prize Winners、各都市1一人ずつ)を選出したとのこと。詳細は、公式サイトの結果報告参照。
で、Play NYCの会場には、受賞作品をつくったニューヨーク近郊在住のゲーム・デザイナーやプログラマーの学生、ご本人!!も来場。
とってもラッキーなことに、Automated Communities 2050部門の優秀賞受賞作品”PacifAI”を一人で制作したという、The School of Interactive Arts(インタラクティブ・アートに特化した高校)のLarissa Fさんにお会いできました。
なんと女性!! すごーい!!
もう、ゲーム制作の世界も男性ばかりではないのですね。
あと、もうゲームは、ただのお遊びのオモチャではなく、より良い未来をみんなで築いていくための効率的な啓蒙・教育ツールとか、実行ツールの1つに発展・進化しつつあるようです。
新しい時代の足音、1歩ずつ確実に近づいてきてますよ。
以下、ご参考まで。
中高生くらいの男の子たち走ってきて、「これだ、これっ!」と手にとったのがG4C学生チャレンジ・コンペティションの情報パンフ
こういう感じの情報パンフニューヨークの中高生の間ではすでに有名なコンペなのかも?
G4C学生チャレンジ・コンペティション、過去最高となった今年の激戦を勝ち抜いた2019年の優秀賞受賞者の一人、Larissa Fさんしかも、かわいい理系女子だからなのか、やりたいことがハッキリしてるからなのかやたら眼力の強い女の子でした
(ご参考)