前々回、「次の土曜日、7月27日、空中公園ハイラインで無料の子ども向けストーリーテリング・ワークショップあります」とお伝えして、ふと思い出したのが、上の写真の本:99 Stories I Could Tell: A Doodlebook To Help You Create
(私が話せる99の物語り:物語作りを助けるイタズラ書き帳)
著者は、Nathan W. Pyleさん。ニューヨーク・タイムズ紙で”NYC Basic Tips and Etiquette”というイラストを連載するニューヨーク在住の絵描きで作家で教師。
この本の中の指示に従い、いたずら書きのように自分の考えや感じたことを書いていくと、自然に、あなた独自の99個ものストーリーを作ることができちゃう・・・というユニークなアイデア商品。Amazonによると、2018年12月31日出版、つまり、まだ出てから1年足らずの新刊。
やはり、ストーリーテリングとか、物語り作り・・・等などは、現在、ニューヨークでは最新トレンドの1つのようです。
なお、この本は、以前、このブログで「
お手軽ギフトいっぱいのNYの雑貨屋さん」と題してご紹介しました、イースト・ビレッジにある
”Exit 9 Gift Emporium”で、たまたま見かけて、おもしろ可愛かったので衝動買いしたものです。
以下、ご参考まで。

Exit9のクラフト関連本コーナー
折り紙(英語でも日本語と同じ”Origami”で通じます)多め
左下に、99 Stories I Could Tell…の本

アート関連グッズも多め
ちなみに、2004年にHarvard Business Reviewに掲載され
同年の20個の革新的なアイデア
(Breakthrough Ideas for 2004)の1つに論文
選ばれた頃から、アメリカでは改めて「アート」の価値が高まり
新しいタイプのアート関連グッズもトレンドの1つ

99 Stories I Could Tell…の本の中はこんな感じ

かわいいイラスト豊富
指示に従ってイタズラ書き感覚で
書いていくとオリジナル・ストーリーが
どんどん書けちゃうのです
例えば、以下について書きなさい”1. Something my friends love that I don't care for.”(自分はどうでもいいと思ってるけど、友人たちは大好きなこと)
"2. Something I love that my friends don't care for."
(自分は大好きだけど、友人たちはどうでもいいと思ってること)
「聞き手の関心あることを話す」意義や重要性を
楽しく、そして深く学ぶための指示でしょう
この本、見た目がおもしろカワイイだけじゃなく、
中身も結構よくできてます

"5 Things that offend my senses:
Sound, Taste, Smell, Sight, Feel"
(わたしの五感を刺激するもの:
音、味、匂い、視覚、触れ心地)
五感を意識した物語り作りのトレーニング?

漫画の吹き出し(すでに書かれているものもある)
を埋めながら、物語りを作れる練習問題的なコーナー
各章毎に何回もいろいろなバージョンのものが出てきます
学んだことをここで復習する感じ?

子ども向けにしては良くできてるなーと思ったら、
”For all ages!”(すべての年齢向け!)
小学生のお子さんいらっしゃる方、
お子さんと一緒にこの本で
「夏休みの自由研究」なんていかがでしょう?
(ご参考)
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