ニューヨークの「あの壁画アート、まだ見れます」シリーズ。いくらでも続けられますけど、キリがないのでいったんコレでラスト。ラストは「まだ見れます」が、とびっきり嬉しい、上の写真。壁画より残すの難しい「空き地を囲うフェンスにつけられたタイル」というアート?・・・ではありません、これ実は特別なメモリアル。
その名は、「タイルズ・フォー・アメリカ」(”Tiles for America”)。
作者は、みなさん。
どういうことかと言いますと、2001年9月11日に起きたアメリカ同時多発テロ事件のあと、みなさんから亡くなられた方々に向けてとか、世界平和を願うものなど様々なメッセージを描かれたタイルが、グリニッジ・ビレッジの空き地を囲うフェンスに無数に登場したのです。場所は、7th AveとGreenwich Aveの交差点。
例えば、上の写真のメッセージは:
"This is for all the unsung HEROES"
(これは、すべての名もなきヒーローたちへ)
*unsungは、直訳すると「歌われていない~」ですが、転じて「詩歌でたたえられていない~」、「有名でない~」、「世の中に知られていない~」、「陰の~」という意味の形容詞。
【Tiles for America関連過去ログ】
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