
上の写真、
猫と虹? ”pride market”って何? これは、Noho地区、ブロードウェイ沿いのお店(
ドーナツ・パブ2号店、
フルイッド・プロジェクト)を巡っていたときに、とあるお店の入口で見かけたポスター。
気になって入ってみたら、超ビックリ!!
なんと『ニューヨーク初』(The first temporary space is in NYC)とニュースになってるCBD入りスパークリング・ウォーター、”Recess”(リセス)のポップアップ・ストアなのですよー。
えっ、CBDをご存じない?
実は、CBD、カンナビジオール(Cannabidiol)、ヘンプ(Hemp)、カナビス(Cannabis)…等などは、知らないとトラブルに巻き込まれかねない重要な時事ワード。せっかくの機会ですので、ちょっとご説明いたしましょー。
<CBD、知らないとトラブルになりかねない重要時事ワード>
CBDとは、カンナビジオール(Cannabidiol)の略称で、ヘンプ(Hemp)という大麻(Cannabis)の一種から抽出される精神活性(気分がハイになる)作用のない成分のこと。別の大麻の種類のマリファナ(日本の麻薬取締法で逮捕される方)との違いは、テトラヒドロカンナビオール(THC)という物質の量。このTHCが悪の権化で、精神活性作用、乱用、依存をもたらすそうで、通常マリファナには10~15%ほどのTHCが含まれてますが、ヘンプのTHC含有量は0.2~0.3%以下。
そんなワケで、CBD、カンナビジオール(Cannabidiol)は、不安(社交不安障害)や、うつ病を和らげたるサプリメントとして、ここ1~2年、アメリカで急速に注目を集めているんです。
2017年にはCBDオイルが何なのか誰も知らなかったのに、2018年になると「カンナビジオール」と言い出す人が続出、2019年にはあちこちにCBD、カンナビジオール入りの食べ物や飲み物が登場し、みんなが試したがるように…という急速な激変ぶり。
なので、「CBD、知らないなー」って方も、たぶん、日本には多いでしょう。
でも、アメリカでは、ベン&ジェリーズ(Ben & Jerry's)がCBD入りアイスについて声明出したり、CBD入りのコカ・コーラ(Coca-Cola)も検討中とか、デンバーでCBD入りのハンバーガーが登場とか、コロナ・ビールの親会社がカナダの大麻生産会社に40億ドル(1ドル110円換算で4400億円)を投資など、CBD、カンナビジオール入りの食べ物や飲み物の話題が続々とニュースに。
さらに言うと、今年2019年4月、実は、アメリカの飲食業界では、4人中3人のプロのシェフが、CBD、カンナビジオール入りの食べ物を2019年のホットなトレンドに選んだ…という衝撃のニュースも!!
いろいろな食べ物がある飲食業界で、4人中3人のプロの料理人が「ホットなトレンド」に選ぶって、なかなか起こることじゃありません。
なぜ、こんなに注目を集めているのか?…については、長くなりましたので、次回へ…。
◆法的位置づけについての補足:
ちなみに法的な位置づけにつきましては、昨年2018年12月、米議会で”2018 Farm Bill” (改正農業法)が賛成多数で可決、連邦法として施行され、精神活性化合物であるテトラヒドロカンナビノール(THC)の含有量が少ない「ヘンプ」と呼ばれる大麻から抽出されるCBDを合法化。これで法的位置づけも明確に。2018年12月19日付の経済誌フォーブスの記事「米国の改正農業法はCBD生産を合法化し、安くする」(”US Farm Bill Will Make CBD Production Legal And Cheaper”)では:”…the big news is hemp will no longer be equated under drug laws with its psychotropic cousin, marijuana. ”
大ニュースはヘンプはもう薬物法において、精神活性作用のある従兄弟のマリファナと同等視されないってことだ。
…と報道。やはり、ヘンプは、マリファナとは法的に別物で、合法というのがポイントみたいです。
さらに昨年2018年12月のロイターの報道(英語、日本語)によると、ニューヨーク州でも、農業局が「CBD茶」や「CBDを振りかけたチョコレート」などの関連食品について、通常の食品より厳しい基準が設けられる「食品サプリメント」して販売する限り合法とするガイダンスを出したとのこと。
で、そのガイダンスとは、コレ:CBD Processor Research Partner Application - Industrial Hemp Agricultural Research Pilot Program - Frequently Asked Questions。あと、法律の専門家さんのブログによると、ニューヨーク州のこの動きの方が米議会が改正農業法を通すよりもすこし早かったそうです。
以下、ご参考まで。
”Recess”(リセス)のポップアップ・ストア店頭風景
ポップアップなので期間限定なはずですがいつまでかは明言されてませんイベントの予定からすると、7月過ぎまではやってます
入るとこんな感じ
左側にこんなメッセージリセス飲むと”Calm cool collected”(落ち着いて 冷静で 集中した)気分になれるそうです
無料で試飲も
Recessグッズ
こんな感じの冷蔵庫があってその場で販売もたしか1本5ドルだったような…値引きあったかも?(公式サイトでも販売)
CBD入りスパークリング・ウォーター要するに、炭酸水です
店内奥にリラックス空間
薄暗くて昼寝もできそうな感じ
老舗ドーナツ屋さんのドーナツ・パブ2号店、世界初のジェンダー・フリー店のフルイッド・プロジェクト(The Phluid Project)からすぐ
(ご参考)・https://www.takearecess.com/irl/:公式Address: 680 Broadway, New York
【アメリカの”CBD”入り飲食物、製品、最新トレンド特集】・ニューヨーク初"CBD"入り炭酸水"Recess"(リセス)のPop-up店・米国”CBD”関連ビジネス市場、わずか3年で約40倍に急成長、2022年には220億ドル(2兆4,200億円)へ?!

精神活性(気分がハイになる)作用がなく、合法のCBD、カンナビジオール入りの食べ物や飲み物かと思ったら、害がある(精神活性作用、乱用、依存をもたらす)、違法のテトラヒドロカンナビオール(THC)入りだった…なんてことがないようにご注意ください。あと、コーヒー1杯だけで夜眠れなくなっちゃう人もいれば、コーヒー何杯飲んでもすぐ寝れる人もいます。何事についても個人差はありますので、そのあたりもふまえておきましょう。
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