地元ニューヨークのテレビ局、NY1の報道によると、洋服だけではなく、あらゆるアイテムがジェンダー・フリー。つまり、男性用、女性用の区別がありません。有名なブランドの商品もあれば、独自のオリジナル商品や、新しいデザイナーによる品々 ー 例えば、このお店のマネージャーでもあるTravis Weaverさんがデザインする彼のブランド、One DNA ー なども。新人デザイナー育成の場にもなってるみたいです。
でも、このフルイッド・プロジェクトは、もはやジェンダー・フリーはトレンドじゃないって言うんですよ。そんなわけで、
「ジェンダー・フリーな買い物は、トレンドではなくムーブメントだ」(Gender-Free Shopping Is a Movement, Not a Trend)と題したrackedの特集も。
30年超ファッション業界(Macy’s、Victoria’s Secret、Levi’s、Nikeなどで勤務)で働いてきた創業者でオーナーのロブ・スミス(Rob Smith)さん曰く:
"This is a safe space, this is a space that anybody could come in, free of judgment and just be their authentic selves"
ここは安全な空間です。ここは誰でも入ってこれて、誰かにとやかく判断されることもなく、そして、ただ自分の本当の姿になれる空間です。
…とのこと。単なるお店ではなく、このお店の存在に共感する人々が集まれるコミュニティ・センター的な空間を目指しているため、店内にはカフェやくつろげるスペースもあって、定期的に
イベントも開催してるんですよー。
あと、
rackedの特集に載ってた店名の由来がちょっと面白くて、”
Phluid”は”Fluid”(流体、型にはまらない)からの造語で、”
Project”をつけたのは:
”…because it’s a work in progress, and the only way for me to survive as a ”Virgo perfectionist” was to understand that it doesn’t have to be perfect. It’s a collaborative effort.”
なぜなら、進行中の仕事という意味を持たせたかったからです。「乙女座の完璧主義者」の私が生き残るための唯一の方法が、完璧じゃなくてもよいって理解することだったのです。(一人で完璧を追求するのではなく)共同作業なのです。
”Virgo perfectionist”(乙女座の完璧主義者)って表現、カッコいい(笑)
以下、ご参考まで。