先日、『ニューヨークでは、普通に街角歩いてて「希望」(Hope)や「ヒーロー」(Hero)という言葉を見かける機会、やたらに多い気がします』などとお伝えしましたが、それで思い出したのが、上のポスター。どーんと大きく「毎日のヒーローになれ」(Be an Everyday Hero)とのメッセージと、ヒーローみたいにマント姿の男の子とママの写真。かわいいー。
そんな背景で、上のポスターも最新トレンドを反映して作られたのかなと思います。ふむ。さて、それで、この興味深いポスター、いったい何のポスターなのか分かりますか?
ヒントとして、別バージョン(パンを食べてる女の子)のポスターも…。どうでしょう?
答え:飢餓や貧困で苦しむ子どもたちを助ける募金キャンペーン、「Red Nose Day」(赤い鼻の日)の告知ポスター。
世のため、人のため…という社会貢献活動には、様々な種類がございますが、大人も子どもも含めより多くの人々の協力を得るためにも、「Red Nose Day」のユーモアを忘れない精神って、とても大切かもしれません。 たぶん、なんでもそうだと思いますが、やっぱり、みんなで楽しみながら参加できると、人々の意欲や自発性や創造力を自然に高めて、より良い成果につながる気がします。
「Red Nose Day」は、実際、毎年、協力団体やスポンサー企業を増やしてキャンペーンの規模が拡大。
2015年には『5月21日までに集められた寄付金は2,100万ドル』と公式ツイートされてましたが、今年2019年は公式サイト上で、5月24日時点で4,000万ドル(1ドル=110円換算で約44億円)と
発表。わずか5年で倍増ですよ。素晴らしい。ユーモアって大切。
以下、ご参考まで。
公式サイトもユニーク全米チェーンのドラッグストアのウォルグリーン(Walgreen)だけで「赤い鼻」は独占販売っていうのも興味深いです
ウォルグリーン店頭アカレンジャーみたいなキャラも登場?!ゆるキャラにもなってない手作り感とかが妙にいい感じを醸し出しておりますウォルグリーン店内に特設コーナーも赤い鼻は2ドル、バンドは1ドル売上が寄付になる仕組みみんなが楽しみながら参加してるからなのか、赤い鼻は、単なる赤い鼻ではなく、赤い鼻のかたちをしたヒーロー・フィギュアに進化!!ユーモア精神があるからこその、すごい発想(笑)しかも、赤い鼻ヒーロー・フィギュアには、スカーレット、ロージョー、ラスティ、ルビィなどのお名前やキャラ設定まであるんですよ上の写真、スカーレットは、「彼女は、数マイル離れた空腹の腹の虫を聴き、毎日、子どもたちに食べ物を与えている。」
(She hears hungry tummies miles away,and gives food to children everyday.)みんなで楽しみながら参加でき、人々の意欲や自発性や創造力を自然に高めて、
協力団体やスポンサー企業もいっぱいしかも、その肝心の「赤い鼻」がゴミにならないようリサイクルもしてるっていう…何て言ったらいいのでしょうか、とにかく、ユーモアの大切さを教えてくれるすごい発想のカタマリと思いますリサイクル箱の「赤い鼻」を入れる部分のこのデザインだけでも創造力感じます
(ご参考)・https://rednoseday.org/:公式
「ユーモアの大切さ」…と言えば、車椅子の天才物理学者の故スティーブン・ホーキング博士も、生前、ユーモアがいかに大切か力説されていた方でした。そう、実は、ホーキング博士は、ユーモア好き、お笑い好きで有名。そのため、アメリカの人気コメディ・ドラマの『ビッグバンセオリー』(初出演はシーズン5の第21話「ホーキング博士に首ったけの法則」、その後シーズン11のプレミアまで計6回も特別出演)やら、さらにアメリカの長寿人気アニメの『ザ・シンプソンズ』(第10シーズン22話が特に有名)にもご出演。ちゃんと本人が声優やってるんですよー。
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