
上の写真は、以前、「
アメリカの飲食ビジネスを変える?!」と題してご紹介した
全米No.1サラダ専門店「スイートグリーン」(Sweetgreen)のNoMad店前風景。近年、健康志向の高まりとそこから生まれた
アスレジャー(Athleisure)人気の高まり 、さらに都市部での新鮮な野菜ニーズの高まり(≒
都市農園、屋上庭園など関連最新技術の進歩)などなどを背景に、特に、ニューヨークでは注目のお店の1つ。最先端トレンド。ニューヨークの食文化やライフスタイルの「今」を知りたい方には、オススメのお店。
それによると、
成長の秘訣の1つはブランディングの成功。新鮮で美味しいサラダを提供するのはもちろんのこと、より良い世の中にするための取り組み・・・例えば、農家の方々と良好な関係性を築き、社員も大切にする(5月22日、全社員対象の5ヶ月間の有給育児休暇導入も
ニュースに)ことなどから、新たな価値や社会的な存在意義(=ブランド価値)を生み出し、それに『共感』した消費者がスイートグリーンを支援。急速な成長を実現したとのこと。
その結果、現在、例えば、NYのウォール・ストリート店のスイートグリーンのサラダボウルのお値段は、1つ平均12~13ドルほどとお高め。それでもお客さんがわんさかやってきて、お昼時には行列も。ランチでサラダ食べて、12~13ドル(1ドル=110円換算で1300~1400円)でも、それだけの価値や意義があると信じる方々が増えているのでしょうね。
ちなみに、NYのウォール・ストリート店のスイートグリーンのサラダボウルで最もお手頃な価格なのは、ケールのシーザー・サラダ(Kale Caesar)で10.95ドル(約1200円)。競合するサラダ専門店と比べると、例えば、Chop'tのケールのシーザー・サラダは7ドル29セント~8ドル79セント。やはり、ブランディングは大切。
すっかり前フリが長くなりました。
そのスイートグリーンのNoMad店前で、”The Miso Bowl”と書かれた非常に興味深い(そして美味しそうな)看板見かけました。
以下の看板です:
今年2019年1月からスイートグリーンで発売がはじまった新しいサラダボウルだそうです”Miso”とは、もちろん日本語の「お味噌」のこと!!日本の食文化が世界を変えていく一例とも言えるでしょう公式ツイートによるMiso Bowl紹介
厳密に言うと、前からMiso Bowlあったと思いますが
新しいレシピで…みたいな感じなのでしょう
(ご参考)
訪ラダ専門店は、このスイートグリーンに限らず、健康志向の高いニューヨークの人々の間では大きな注目を集めておりまして、ダウンタウンのニューヨーク大学キャンパス近くには、サラダ専門店やフレッシュ・ジュース専門店が密集するエリアもあったりします(参考過去ログ:マンハッタンのAstor Pl.から8th St.周辺はサラダ専門店密集地)。
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