
前回の続きで、ブルックリンのフォート・グリーン(Fort Greene、最寄り駅はアトランティック・アベニュー駅)から・・・。せっかくなので、マンハッタン内にはない(・・・というか、現時点では、全米にまだ7店舗しか存在しない)、2018年1月末にオープンしたばかりの「365バイ・ホールフーズ」(365 by Whole Foods Market )へ。

このホールフーズは、
近年、米国小売業界で注目のトレンドになっている『小型店舗化』した、いろいろと
試行錯誤中の新しいタイプのホールフーズでして、極寒の中、オープン前の店頭に行列ができるなど
ニュースにも。
なお、小売店舗の小型化が進む背景には、最新テクノロジーの進化や発展の影響も大きくなってまして、このホールフーズもまさにそんな感じ。
店内各所に、デジタル値札、デジタル計量器、様々なタイプの商品説明用スクリーン等々が。
また、そうした最新テクノロジーを活用した小型店は、
大型店ではお店を維持できない小さな消費市場(大学内や郊外の市町村)でも進出可能で、
地域ごとの細かく多様なニーズにも対応しやすく、しかも、
大型店では不可能な1つのエリアでの複数店舗展開も可能、
商品搬送のための輸送費や搬入時の人件費なども大型店と比べると格安で済む等々、小型店ならではの強みやメリットが、最近になっていくつも話題に。
特に、地域のニーズに対応しやすいってのは、このお店の場合、かなり大きいかも? なぜなら、それはすなわち、
ニューヨーク近郊のブルックリンのライフスタイルや食文化の最新ニーズやトレンドを反映しやすいって意味になるから…。
そんなホールフーズの最新店舗がどんな感じか、ほんのごく一部ですが、まずは基本的な部分で気になったポイントを中心に、以下、ご参考まで。
お店入ってすぐの1階はパン屋さんとかジュース・プレスなど、
すぐ買ってすぐ出れる、いわゆるGrub & Go系コーナーと
座って食べられるスペースなど
壁に大きくブルックリン産の素材と書かれます
これも地域ニーズに応じた演出の1つ
セルフ・サービスのバー
カードを購入し、サーバーにカードを読ませて使う方式
これなら人件費削減、小型店舗でもサービス向上
最新テクノロジーの活用事例の1つ
あと、1月のNRF Retail's Big Showの際にご紹介した
最新テクノロジーを活用したAmazonロッカーも
肝心のマーケットは地下に
アボカド1つ、1ドル25セント
昨年、ホールフーズはAmazonに買収されまして、
「Whole Foods買収完了!!オーナー初日、Amazonは何をした?」で
お伝えしたとおり、いろいろ値下げされてます
最新テクノロジーいろいろ
デジタル値札のお蔭で商品説明がめっちゃ詳しくなってるものも
ワインを推薦してくれるソムリエ・マシーン?!
商品紹介用スクリーンつきの棚、よく見ると、横のボードに
「エンパイア・ステイト・ビルより高い品質基準」って書かれてます
NYC’s First Whole Foods 365 in Fort Greene, Brooklyn
【アトランティック・アベニュー特集】
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妙に気になるアトランティック・アベニュー-バークレイズ・センター駅 (Atlantic Av-Barclays Ctr)
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アトランティック・アベニュー-バークレイズ・センター駅周辺の様子
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NYブルックリンにオープンしたホールフーズの小型店舗 Whole Foods 365
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アメリカで人気の”MOCHI”(もち)って何だか分かります?
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注目の小型店、Whole Foods 365にペットボトル給水機
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肉なしミートボール、鶏肉なしチキン揚げ、海老なしエビチリ…の『代替プロテイン』時代がやってくる?!
なお、Whole Foods 365はホールフーズのプライベート・ブランドの名前でもありまして、当然、店内には、食品だけでなく様々な種類の生活用品のホールフーズのプライベート・ブランドの商品もいーっぱい。ホールフーズのプライベート・ブランド商品だけ見てまわっても、結構、楽しめるかもしれません。
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