前回の続きで、米国小売業界最大の年次イベント「NRFリテールズ・ビッグ・ショー」会場から、『
イノベーション・ラボ』 の注目企業のブースの様子をお届けしましょー。まずは、
1. Retail 2020(1)「アウェアネス」(Awareness、気づき、認知)分野に選ばれた
Glass Media、
MyStor-E、
Provision、
Satisfi Labs、
Spaceeの5社。
どんなテクノロジーが披露されているのかと言うと、例えば、リアル店舗のショー・ウィンドウや店頭のガラスを、スマホとも連動したオンデマンドで表示変更できるディスプレイにし、そのコンテンツの管理はクラウド上で行えるGlass Media。
または、人工知能(Artificial intelligence、略してAI)による予測アルゴリズムを活用し、オンライン広告や公式サイト上での消費者の反応を分析。その結果をもとに、リアル店舗の取り扱い商品や値段などを最適化させるMyStor-E。この仕組みは、今後、確実に一般化するでしょうね。あと、MyStor-Eは、より多くの確実なデータ収集のため、リアル店舗の店内に公式サイトの商品情報などを確認できるようインターネット接続されたデジタル・タッチスクリーンを設置したり、スマホ向けアプリなども開発してるそうです。たぶん、その辺りで差別化が進みそう。
それから、当然のことながらAIを取り入れた事例は、全体的に多いです。
その他、このアウェアネスのセクションでは、特別なスマホ向けアプリや、特別なメガネをかけなくても見えるProvisionの「3Dホログラフィック」とか、特別な機材を何も使わなくても見えるSpaceeのAR(Augmented Reality、拡張現実)等々が展示されてました。
以下、ご参考まで。
リアル店舗のショー・ウィンドウや店頭のガラスを、
スマホとも連動したオンデマンドで表示変更できるディスプレイにし、
そのコンテンツの管理はクラウド上で行えるGlass Media人工知能(Artificial intelligence、略してAI)による予測アルゴリズムを活用し、
オンライン広告や公式サイト上での消費者の反応を分析。
それをもとにリアル店舗を最適化させるMyStor-EAIを活用店内にデジタル・タッチスクリーンもAIを活用したカスタマーサービスのSatisfi Labsスマホやメガネなしでも見えるProvisionの「3Dホログラフィック」特別な機材なしで見える
SpaceeのAR(Augmented Reality、拡張現実)
NRF Big Retail's Show - Innovation Lab: Spacee
〔ご参考〕
・
https://nrfbigshow.nrf.com/innovation-lab:公式
【イノベーション・ラボ関連ログ】
■NRF 2018 Retail's Big Showの『イノベーション・ラボ』 (Innovation Lab)
■「アウェアネス」(Awareness)ブースの様子
■「コンシダレーション」(Consideration)ブースの様子
■「
エンゲージメント」(Engagement)ブースの様子
■「サービス」(Service)ブースの様子と『最後の1マイル』問題
■「ポスト・パーチェス」(Post-Purchase)ブースの様子
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