「リアル店舗の逆襲！」The brick and mortar store strikes back!

前回の「アメリカで再考される『アマゾン・エフェクト』の本当の姿」でお伝えした通り、ここにきてアメリカでは、「アマゾン・エフェクトでホール・フーズが6,000人を雇用」とか、「なぜ小売業種の雇用は死んだと大袈裟に誇張されるのか」のような報道が続出。　ヴァーチャルでデジタルなEコマースに対し、ついにリアル店舗が反撃へ?!

まさに、そんなテーマの講演、その名も「リアル店舗の逆襲！」（The brick and mortar store strikes back!）が、1/14-16まで開催された「NRFリテールズ・ビッグ・ショー」（NRF 2018 Retail Big Show）のイノベーション・ラボ内で行われ、立ち見も入れないほどの超大盛況に!!!

「NRFリテールズ・ビッグ・ショー」とは、National Retail Federation (全米小売業協会、略してNRF)が1年に一度開催する小売業界の大イベント。

入場パス代だけでも、非会員向け当日券だと約30万円!!!もするゴリゴリの本格派の専門家向け。そんなイベント内で、超大盛況になったこの「リアル店舗の逆襲！」講演は、米国でこれから起こるトレンドを先取りするだけでなく、今年のNRFリテールズ・ビッグ・ショーがどのようなものであったかを暗示する、象徴的な存在の講演の１つと言えるでしょう。

その概要説明には、前回お伝えした「アマゾン・エフェクトのネガティブな側面が大袈裟に誇張されるようになった原因と考えられるデータ例」の出典元であるCredit Suisseやfung global retail & techの名前も。

そして、観衆が集まり過ぎて会場に入れなかった人が大勢出たということで、この講演の動画、30分丸ごと無料で見れるようにしてくれてるんですよー。太っ腹。ありがたいですね。というわけで、以下、その動画をどうぞ。観衆が集まり過ぎて入場制限がかかりましたイノベーション・ラボ内の講演会場
空きスペースがないほどの立ち見もこの「リアル店舗の逆襲！」講演は、
米国でこれから起こるトレンドを先取りするだけでなく
今年のNRFリテールズ・ビッグ・ショーを象徴する講演の１つ


The brick and mortar store strikes back!
〔ご参考〕
・https://nrfbigshow.nrf.com/：公式
・https://nrfbigshow.nrf.com/2018-videos：ビデオのコーナー
■The brick and mortar store strikes back!

《NRF 2018 Retail's Big Show特集》
★この記事は『イノベーション・ラボ』 】のまとめへ続きます。
★さらに【メイン展示会場で気づいたこと】も別にまとめてます。

ちなみに、「リアル店舗の逆襲！」（The brick and mortar store strikes back!）というのは、映画『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』原題：Star Wars: Episode V The Empire Strikes Back）からインスパイアされたタイトルでしょう。あと、”The brick and mortar store”は直訳すると「レンガとモルタルで作られた店」、つまり、物理的に存在するお店のことですが、まどろっこしいのでバーチャルやデジタルの店舗に対する「リアル店舗」と意訳してます。

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