
すっかり暖かくなってきたニューヨーク。ミュージシャンもいよいよ本領発揮の季節。冬場はストリートで見かけることのなかった凄腕バンドも登場します。今回、偶然、遭遇したのはこのバンド。音楽のジャンルは、アコースティックなロック&ファンクとのことですが、ジャンルうんぬんよりもとにかくボーカルの男性の声がカッコ良い!もちろん歌詞は英語ですが、ミスチルの桜井さんっぽくて、力強さと優しさが感じられる声でした。

ニューヨークを訪れた音楽関係に詳しい方によると、演奏技術だけ比べると、この街でたくさん見かけるストリート・ミュージシャンの大半よりも日本人の方が上手だけど、歌に込めているキモチの入り方や観衆との掛け合いなどのパフォーマンス精神が根本的に違うとか。
専門的なことは分かりませんが、確かに胸に響く何かがあります。歌を通じて伝わってくる彼らの情熱かもしれません。音楽そのものよりも、そのバックグランドにある何かが人々をひきつけているような気もします。ところで、ニューヨークには「
ミュージック・アンダー・ニューヨーク」と言うプログラムもあり、地下鉄駅構内でも頻繁にストリート・ミュージシャンの演奏や、ストリート・パフォーマーのパフォーマンスが楽しめるようになっています。ここでも最も多くの人垣ができるのは、胸に響く何かを持つミュージシャンやパフォーマー達のような感じがします。
素晴らしいストリート・ミュージシャンの音楽に遭遇すると、平凡な一日も特別なものに変わってしまうほど。これからの季節はフリーのコンサートなども各所で開催されるので、ますます楽しみが増えてきますね。
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