前回の続きで、NYコミコン(略してNYCC)特集。BAITのブースで見かけた「鉄腕アトム」のスカジャン。昨年2016年に
BAIT x ASTRO BOY Collectionとして出たシリーズ作品の1つみたい。あ、そうそう、「鉄腕アトム」は日本での英題はMighty AtomですがアメリカではAstro Boy(アストロ・ボーイ)って言うんです。いやー、それにしてもすごい。
皆さん、アトムが何歳かご存知ですか?1963年に日本初国産TVアニメとしてアニメ化されたのは有名ですが、漫画での誕生はそれからさらに10年以上前の1951年4月(『アトム大使』の登場人物、翌年4月から主人公になり連載へ)。
つまり、
65歳以上の、いわゆる後期高齢者!? すでに60歳でお亡くなりになられた作者の手塚治虫先生の年齢を超えて長生き。しかも、なぜか、今回は例年以上に頻繁にあちこちのブースで鉄腕アトム関連グッズを見かけました。どうやらこの時代になって改めて人気が高まってるようです。すごーい。
やはり、
漫画やアニメなどが持つ魅力や影響力の強さは計り知れませんね。
軽々と60年以上もの年月を超え、時代を超え、国境を越え、文化や価値観の違いすら超えていって人々の心を動かすのです。
せっかくの機会ですので、もう1つ例を挙げましょう。
2003年12月~2009年2月までイラク戦争初期に行われた、日本の自衛隊のイラク派遣。いくら非武装地域と言えど、命がけでの活動。
そんな中、現地で人気だった『キャプテン・マージド』が、実は、日本の漫画・アニメの『キャプテン翼』であることを知った隊員が、「給水車に子供の憧れるサッカー選手『キャプテン翼』を乗せたらどうだ?」ということで、
サマーワ「キャプテン翼」大作戦-給水車が配る夢と希望-がはじまりました。現地の方々との交流や親睦を深めるきっかけになったり、子ども達の心に夢や希望をもたらしたのはもちろん、極端に言えば、
『キャプテン翼』が日本の自衛隊員の方々の命を守ってくれたのかもしれません。
こうした実例について考えれば考えるほど、
漫画やアニメなどが持つ魅力や影響力の強さはすごい。もっと評価されるべき。それから、その現状や最新事例をいっぱい体感できるニューヨーク・コミック・コンってめっちゃ重要ですよねー。
それでは以下、ごく一部ですが現場で見かけた鉄腕アトム、ご参考まで。
ToyQubeブースで見かけたアトムのフィギュアPin Clubブースではアトムがメイン・キャラクターの1つに⁈ブースの壁にもアトムのかわいい絵アトムのピン・バッチずらりブラックライト当てると光りますこんなポスターとかもスタッフが着てるPin ClubオリジナルTシャツ
他にキャラクターいっぱいあるのに
イラストは鉄腕アトム(笑)
〔ご参考〕
・
https://blog.baitme.com/galleries/bait-x-astro-boy-collection/:BAIT公式
・
www.toyqube.com:ToyQube公式
・
https://www.pin-club.com/collections/all/astro-boy-pins:Pin Club公式
【NYコミックコン特集】
■初日の朝から大盛況のNew York Comic Con 2017■NYコミックコンにあの「ユニクロ」が初参加!!!■NYコミコンにNHK WorldのどーもくんとDJ DOMOくん⁈登場■時代を超え、国境を越え、人々の心を動かす漫画やアニメの魅力■「ううん、もともと青い目なの。」■NY初上陸スクエア・エニックスの“VR×マンガ”を体験してきましたー!!■今のMediafireの“VR×マンガ”はつまらないスライドショー■NYコミコン会場に「君の名は。」の巨大看板どーん!!!■NY No1の生地屋さん、Mood FabricsのNYコミコンブース■NYコミコン2017来場者数、20万人超で史上最多記録更新!!■NYのアート系高校の現役高校生もブースを出すNYコミコンの魅力■NYCC2017 会場で目立った大手企業ブースまとめ■こんな斬新な発想のスター・ウォーズ・グッズはいかがでしょう?■NYコミコン会場で見かけた日本語がデザインになってる例■NYコミコン会場にもレトロ・ゲーム人気の風■SYFY(サイファイ)って何?■コミコンが地方の伝統工芸を救う⁉■NYで世界初の「ワールド・フィギュア・コロシアム」決勝開催!!■漫画・アニメから生まれた独系ファッション・ブランド、Musterbrand■外国人に「あなたはヘンタイですね!!!」と言われたら、このせいかも?■単なるキャラクター・グッズではなくアート作品へ(その後)■とにかくかわいいtokidoki直営ブース■内臓キャラクター・グッズのI Heart Guts■可愛さともの悲しさ混在アートのTara McPherson■NYにやってきたリラックマ着ぐるみ■ザ P!Q カスタム・ラビット・サーカス!■ロックウェル+ペレス=アレックス・ロス(Alex Ross)?! ■NYコミコン会場でアクロバットのパフォーマンスに遭遇■NYコミコンのコスプレ「定番人気ゲームのキャラクター編」■NYコミコンのコスプレ「日本の漫画やアニメのキャラクター編」■セーラームーンと日本の制服ファッションまとめ■NYコミコン2017「米国系コスプレ基本形」■Star Warsコスプレ軍団がNYコミコン会場を大行進■カップヘッドとマグマン Cuphead and Mugman■NYコミコン2017、今年一番のコスプレはコレ■アメリカの漫画産業は、新たなブーム時代へ向かってる!?■「ありがとう」や「愛している」いっぱいの講談社ブース■NY No1「フィリー・チーズステーキ」トラックのPhil's Steaksアトム人気すごい。その理由は、山下達郎さんが次のように歌ってくれています。「どんなに 大人になっても 僕等は アトムの子供さ どんなに 大きくなっても心は夢見る子供さ Fe-Fe-Feel it! Fe-Fe-Feel it!~♪」。しかもこの山下達郎さんの曲、『アトムの子』は、通算23作目および通算32作目のシングル(1992年8月25日と1999年7月14日にそれぞれ発売)ということで、2回もリリースされてるんですよー。 ※コメント欄にはログインが必要です。お手数をおかけしますが、ExciteホームでID登録しブログトップでブログを開設してからログインください。既に登録済みの方はそのままご利用頂けます。「人気blogランキング」