

日本政府主催の
「食・観光レセプション」、
お茶漬けのもとを英語で何て言う?に続きまして、日本食の話題をもう1つ。今年、2017年5月31日、グリニッジ・ヴィレッジにオープンした新しいラーメン屋さん、「E.A.K. RAMEN」NY店(昨年12月にオープンしたLA店に次ぐ同社米国2号店)へ!!! 場所は、11~12丁目間の6番街沿い。

E.A.K.という店名は、横浜発祥の家系ラーメンの「家系」を英語にしたもの。家系ラーメンとは、1974年、長距離トラック運転手だった吉村実さんが、横浜市磯子区杉田の磯子産業道路沿いに開店(後に横浜駅西口へ移転)した『吉村屋』が起源。
現在も『吉村屋』が総本山。
「家系」の特徴は、太いストレート麺、豚骨醤油スープ、分厚いチャーシュー、丼からはみ出す大型の海苔、ホウレン草、チャーシューの煮汁で煮た味玉子、等々。
ただし、E.A.K. RAMENは、吉村屋やその直径店や、六角家や本牧家など有名な家系とも無関係。そのどれにも属さない亜流と呼ばれていた
『壱六家』で高校卒業後の2001年から修行し、2008年に町田で独立創業し、
日本で成功を遂げた田川翔さんの『町田商店』のニューヨーク店ということになります。
でも、今やニューヨークには、強力なライバル店がいっぱいありますからねー。
例えば、現在の世界的な日本風ラーメン人気の火付け役
「モモフク・ヌードル・バー」(Momofuku Noodle Bar)、アメリカ版『料理の鉄人』で和の鉄人を務めたセレブ・シェフの森本正治さんの
「ももさんラーメン」(Momosan Ramen & Sake)、その他
ミシュラン掲載店や
アベンジャーズのマーベルとコラボする人気店も・・・。

そこで、多くのライバル各社の社長よりずっと若く、情熱溢れる田川社長は、他のニューヨークのラーメン屋さんとは一味違う驚きのキャンペーンを実施。
題して、
ラーメン・ラバーズ・デー(Ramen Lovers Day)。文字通り「ラーメンを愛する人々の日」という素晴らしいイベント。9月8~10日の3日間、正午から夜8時まで、
な、なんと最低でも定価15ドル程するラーメンがどれでも、たったの5ドルに!!!
これはすごい。長年、ニューヨークで行われるキャンペーンやプロモーション・イベントを観察してますが、こんなの前代未聞。
普通、コストが大きすぎてこんなのできません。もし、これを定期的に実施し続けられたら(是非、またやって欲しいです)、E.A.K. RAMENやRamen Lovers Dayに特別なブランド価値を生み出すことでしょう。きっと、メディアが放っておきません。
まぁ、そんなわけで、冒頭の写真の通り、店頭には長い列。店内は大賑わい。ちょうど週末だったため、ご家族連れの方々があちこちに。チビッ子たちの笑顔もあちこちに。ほのぼのします。なんてたって、ラーメン1杯5ドルですものね。ごちそうさまでした。
E.A.K. Ramenのラーメン・ラバーズ・デー(Ramen Lovers Day)
なんと全ラーメン、たったの5ドル!!!
店頭に長い行列
にぎわう店内、アメリカ人ご家族も
メニュー、もちろん豚骨醤油をオーダー
生ビール頼むと枝豆小皿ついてきます
じゃーん
典型的な家系ラーメン
厚めのチャーシュー、半熟煮卵、ホウレンソウ、海苔、
太いストレート麺、豚骨醤油スープ・・・等々が特徴
美味しいです〔ご参考〕
・
https://www.eak-ramen.jp/:公式(日本語)
・
http://eakramen.com/:公式(英語)
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