前回の続きで、ノリータ地区から。たまたま見つけたストリート・アート。よく見ると「筆」が描かれ、その柄の斜め下に「Stand Here」(ここに立って)(笑)。たぶん、これ、
壁画前で「筆」持つポーズで記念写真撮って楽しんでね・・・という意味かも? 場所は、Mott St沿い、Prince Stとの交差点付近(Cafe Gitane横)。
この他に書かれている文字を探してみると、壁の右下の方に「#WhatLiftsYou」(何があなたの気分を高めるか)@「KelseyMontagueArt」・・・つまり、Kelsey Montagueさんの作品とのこと。
Kelseyさんは、パブリック・アート、インタラクティブ・アート、ソーシャル・メディアがどのように相互作用するのかを探求するのに興味があるそうで、そのため、彼女の壁画は人々を作品の中へと誘い込み、さらに作品の一部になった「経験」を他の人々にもオンラインで共有するよう促すものが多いのだとか。へぇー。
Kelseyさん曰く:
「芸術は人間の経験から分けられるべきではないと信じています。むしろ、人間の経験からこそ(その経験がもとになった)芸術そのものを生み出す手助けとなるべきなのです。」
(原文)
”I believe that art should not be separated from the human experience. Instead the human experience should have a hand in creating the art itself.”
深い。普通に経験と言わずに、なぜ、わざわざ「人間の経験」って「人間」、
the humanをつけたのでしょう。「人間力」が大事・・・みたいなニュアンスなのかな? あと、「芸術」の部分を他の言葉に置き換えてみても、いろいろ考えられそう。
それでは以下、冒頭の写真の「筆」が、いったいどんな壁画を描いているのか、全体像をお届けしましょー。
ちょうど記念写真を撮ってる方々がいました絵になりますね全体は結構おっきいのです〔ご参考〕
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http://kelseymontagueart.com:公式
長くなりすぎるので省きましたが、インターネットが普及し、進化・発展したお蔭で、実際に現場に行かなくてもいろいろできるようになりましたが、その分、現場を「経験」する価値がどんどん高まっているという傾向もあります。特に、小売業界で・・・。だから、アマゾンがリアル店舗をオープンするというワケです。※コメント欄にはログインが必要です。お手数をおかけしますが、ExciteホームでID登録しブログトップでブログを開設してからログインください。既に登録済みの方はそのままご利用頂けます。「人気blogランキング」