これからの季節、ニューヨークの街角で遭遇すると嬉しいのが、各種飲料メーカーの広告宣伝プロモーション。「世界の広告・マーケティング業界の首都」とも呼ばれるこの街は、日ごろから様々な広告宣伝イベントいっぱい。特に暑い夏の時期は、あっちこっちで冷たい飲み物をプロモーションの一環で無料配布してるんですよ。
例えば、先日のめっちゃ暑かった日、メイシーズ本店前のパブリック・スペースで、ネッスル社（Nestle）によるネスティー（Nestea iced tea）のプロモーションに遭遇。
キンキンに冷えたボトル入りアイス・ティーを大量に無料配布。その他、アイス・ティーに関連したアトラクションも!?
なんか異常に力入ってるなーと気になって調べてみると、ネスレ社は、このネスティーに関するコカ・コーラ社（Coca-Cola）との
16年にも渡るジョイント・ベンチャーを解消し独自にブランド構築・強化を進めることになりました・・・と今年2017年3月に経済誌の
ニュースに出たばかり。へぇー。まさにこれから新たな船出って感じみたい。そりゃ、プロモーションの力も入りますね。
ちなみに、そのネスティーのためのコカ・コーラ社とのジョイント・ベンチャーは、ユニリーバ社（Unilever）とペプシ社（PepsiCo）によるジョイント・ベンチャーから、リプトン・アイス・ティー（Lipton iced tea）の権利を買って2001年に作られたもの。アメリカでは、消費者の嗜好が、炭酸飲料よりも水やお茶、そして、さらに健康に良いドリンクを好むように変わってきた結果、今、大手飲料メーカーは戦国時代の真っ最中なのだそうです。
なにしろ昨夏には、
ボトル入りの水がソーダの売上を史上初めて上回って、業界地図激変の予兆とかなんとかニュース（
Bottled Water to Outsell Soda for First Time This Year）になってましたし。アメリカ人はコーラ大好きというイメージも、今や昔話に?! そんなわけで飲料メーカーによる各種プロモーションが多いのも当然。最新トレンドの１つとも言えるでしょう。
以下、ご参考まで。
ネスティーをもらう人々
アトラクションも
ネスティーにはいろんな味があるんです
すごい力の入れよう・・・
それもそのはず、昨年8月、ボトル入りの水が
ソーダの売上を史上初めて上回ってニュースに
グリーンティー（緑茶）入りが一番美味しいかも？〔ご参考〕
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https://www.nestea-usa.com/：公式
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