スーパープレイが続出し素晴らしい試合展開が続き、日本代表
全勝中 のWBC。日本では
平均27・4%、瞬間最高36・6% (
北海道では41・4% !!)だった先日のイスラエル戦以外でも
驚愕の高視聴率を連発 。日本だけじゃありません。実は、米メジャー・リーグ公式サイトでも、例えば、この
菊池選手のスーパープレイ など取り上げられていたりします。
他の英語サイトでも菊池選手は「忍者のようだ」(
He looks like the Ninja! )と話題に…。そう、いまや「忍者」は英語でもそのまま「Ninja」で通じるんです。
それどころか英語の「Ninja」には、もはや「(忍者のように)動きが機敏で素早い人」という意味だけではなくて、厳しい修行で腕を磨いた
「(何かしらの)専門家、職人、巧」 やそんな
「専門家、職人、巧が使う(特別な)道具」 といった幅広い意味も加わってる感じ? だから、今、アメリカには
「Ninja」という名前の人気のキッチン家電ブランド があったりするんです。おもしろいですよね。でも、電子調理器、コーヒーメーカー、ブレンダーなどが「Ninja」と呼ばれるのは分かりますけど、スムージーを入れるプラスチックのボトルにまで「Ninja」って(笑)。
Ninja、Ninja、Ninja。実は、現代のアメリカ人はめっちゃ「忍者」大好き。お洒落で最新テクノロジーにも詳しいブランド・イメージを持つ、新興ファッション・テック系ベンチャー企業の
BONOBOSの公式サイト にも、
「Service the Ninja Way」(忍者の方法=忍者流のサービスしてます) なんて書いてあるんですよー。もちろん、忍者はBONOBOSで働いてませんけど
「専門家、職人、巧」 による最高レベルのサービスっていう意味なんでしょうね。
たぶん、日本国内の一般的な日本人の感覚では、いまいちピンとこないかもしれませんけど。
最後にもう1つ、アメリカでの「忍者」人気がよく分かる事例。近年、大型専門店やアミューズメント・パーク事業など、新たな取り組みを続々と打ち出すレゴ・ブロックは、2014年に
レゴ・ブロックが主役のCG映画 事業にも進出し超大成功し、続編も成功続きになっているんですけど、今年2017年9月に公開予定の最新作が、なんとレゴ・ブロックの「忍者」キャラクター、
「ニンジャゴー」(ninjago) が主役の忍者ものなんです。
すごくないですか? 何でも作れるレゴ・ブロックなんだから、別に「忍者」じゃなきゃいけない理由なんてないんですけど、あえて「忍者」。それだけ人気というか、やっぱり尊敬の対象なんでしょうね。
以下、諸々、ご参考まで。
忍者の方法=忍者流のサービスしてます
というBONOBOSの公式サイト
「Ninja」という人気キッチン家電ブランド 2017年9月公開予定の映画「Ninjago」のポスター
キャッチコピーは「Find your inner peace」
(自分の内面の平和を見つけよ)
VIDEO
The LEGO NINJAGO Movie - Trailer 1
【忍者関連過去ログ】
・愛知県の「忍者募集」が世界中でニュースに!!! でも、なぜ忍者は注目されるの? [Mar 17, 2016]
・今度は、なんと「忍者」がニューヨーク市の観光大使に?! [Apr 21, 2016]
いろいろ事例を挙げましたが「忍者」がここまで注目される理由を考えてみたり、実際に海外で感じてみることが最も重要でしょう。要するに、日本のサムライ精神や日本人が受け継いできた文化や美徳には、世界中の人々がどうしても取り上げたくなるだけの価値や意義があるということかな、と。
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