
前回の続きでNYレストラン&フードサービスショーの会場から。今回、気になったのが、ドリンク系商品を出すブースが多かったこと。しかも、例えば、「子ども向けスパークリング・ウォーター」なんて位置づけの
Tickle Waterのように、健康志向を打ち出す新しいタイプのドリンクに大勢の来訪者が詰めかけてました。

「子ども向けスパークリング・ウォーター」なんて面白いですよね。幼い頃から甘いソーダじゃなくて、健康に良いお水やスパークリングウォーターを飲む習慣が身につけたいというお母さんたちのニーズに応える新商品のようです。
で、ちょっと気になって調べてみたところ、興味深い
事実を発見。
なんと、昨年、アメリカでは、コカ・コーラやドクター・ペッパー、7Upなどの炭酸飲料水(いわゆるソーダ類)の販売量を、史上初めてミネラルウォーターなどの清涼飲料水が上回ったんですって!??消費者の嗜好や市場シェアに激変が起こっているので、新商品やベンチャー企業が続々登場中。
そういえば、先日、ご紹介した
ホールフーズでも健康に良さそうなドリンクがたくさん目につきました。コールドプレスジュースやビタミン入りのドリンクなど、改めて見てみるとずらりと並ぶボトルの大半が清涼飲料水。
アメリカと言えば、大きなコカ・コーラのペットボトルやジャンクフードのイメージが根強いと思いますが、健康志向の高まりなどを背景に、ちょうど今まさに『アメリカの食文化』に何かしらの変化が起こっている最中かもしれません。
炭酸飲料水(いわゆるソーダ類)の販売量を、
史上初めてミネラルウォーターなどの清涼飲料水が上回ったグラフ
Deloitteによる直近のAmerican Pantry Studyによると、
より健康的な商品なら追加料金を支払いたい方々は計81%!!!
新たなタイプの清涼飲料水がたくさん
Ticklewater website video from Tickle Water on Vimeo.
【NYレストラン&フードサービスショー特集】
・
NYレストラン&フードサービスショー、今年は日本産米が注目
・
ソーダの販売量を上回ったアメリカの清涼飲料水人気の最前線!?
〔ご参考〕
・
米国でのボトル飲料消費、昨年初めてミネラルウォーターが首位に[March 13, 2017]
~3月13日追記まで
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