

新年にふさわしく日本の皆さんに参考になる明るい話題を1つ。ニューヨークの公立高校で歴史を教えている先生が、「グローバル・ティーチャー賞」(
The Global Teacher Prize)にノミネートしファイナリスト50名に選ばれたとの地元紙の
ニュースを発見。

グローバル・ティーチャー賞とは、選れた功績を残した学校の先生を表彰する教育界の「ノーベル賞」とも呼ばれている賞。主催は、イギリスにあるバーキー財団(Varkey Foundation)という非営利団体。
2014年からはじまった新しい賞ですが、対象となるのは欧米に限らず世界中の8~15歳までの子どもたちを教える先生方。日本ではほとんど知られていないと思いますが、今回、世界中の170もの国や地域から2万超の申し込みがあったそうです。
それもそのはず。この「グローバル・ティーチャー賞」には、驚きの副賞が用意されているんですよ。その副賞とは、なんと、100万ドル(1ドル=117円換算で1億1,700万円)!!
公式サイトに掲載されている
ノミネートされた方々の情報をみてみると、南米やアジアやアフリカなどの発展途上国の国々の方もちらほら。彼らにとって100万ドルはどれほどの価値になるのでしょう・・・、というか、先進国である日本の学校の先生にとっても、1億1,700万円を頂けたりしたら、そりゃすごい話ですよね。
調べてみると興味深い情報がザクザク。例えば第1回目に受賞された先生は、米国メイン州の女性の先生で、なんと、頂いた100万ドルを地元の先生をサポートする団体に全額寄付されたとか、なんやかんやと考えさせられます。
授賞式はドバイで
グローバル・ティーチャー賞紹介ビデオ
〔ご参考〕
・
http://www.globalteacherprize.org/:Global Teacher Prize.org/公式
・
EXCLUSIVE: Bronx public school educator nominated for $1M teaching award after creating program that boosts students’ test scores[NY Daily/ Dec 13, 2016]
8~15歳までの子どもたちを教える先生たちを対象にした賞って、すごく大事な気がします。アメリカでは、Early Childhood Educationの重要性を指摘する調査機関や政府の発表や関連報道が頻繁に報じられ、この手の賞も他にもいろいろあったりします。また第2回目の昨年は、日本人(高橋一也教諭)がトップ10入りしてまして、詳しく長くなったのでメルマガで。
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