今秋、ナンバー１のドラマはNBCの『ディス・イズ・アス』（This is us）

9月から始まったアメリカのドラマの新シーズン。毎年、数多くの新ドラマの放送がこの9月～10月の間にスタートしますが、その中で、すでに今秋必見の新作とかナンバー１、泣ける！！、脚本家にノーベル平和賞与えよう！！などと大注目されてる新作TVドラマが、『ディス・イズ・アス』（This is us）。

ピクサー映画「カーズ」（Cars）を手掛けたダン・フォーゲルマンが脚本＆制作指揮し、NBCの大ヒットドラマ『ヒーローズ』（Heros）でピーター役を務めたマイロ・ヴィンティミリアや、今年のエミー賞でリミテッドシリーズ部門の助演男優賞を受賞したスターリング・K・ブラウンなどが主演という注目のヒューマンドラマです。

最大の魅力は、ごく普通の日常生活を描いているのに、感動せずにはいられない神がかったストーリー。

ここ数年、アメリカのTVドラマ業界は、「第二次ゴールデン・エイジ」と言われ、地上波ネットワーク局だけでなく、HBOなどのケーブルTV局、ネットフリックス（Netflix）などのオンライン・ストリーミング配信サイトなどからも、次々にクオリティの高いドラマが制作されているのですが、人気を集めるものはたいがい、ゾンビものなどSF系や弁護士ドラマ、テロリストに立ち向かうFBIや刑事ドラマ、救急救命などの医療系、コメディドラマなどなど、奇抜で非現実的なお話が主流。

まぁ、そのほうがドラマを作りやすいのでしょう。ところが、この『ディス・イズ・アス』は平凡な日常から感動的な物語を描き出しているのです。そんなわけで、例えば、ワシントンポスト紙は「人々の日常と感情を描いた物語を描いた数少ないドラマで素晴らしい」と絶賛。

以下、感動的なシーンいくつかの動画をご参考まで。脚本家のダン・フォーゲルマンさんもリツートしていた動画
1分50秒以下のセリフがシビレます。

I painted this because I felt like the play
was about life, you know?
And life is full of color.
And we each get to come along
and we add our own color
to the painting. You know?
And even though it's not very big, the painting,
you sort of have to figure that
it goes on forever, you know,
in each direction.
So, like, to infinity, you know?
'Cause that's kind of like life, right?
And it's really crazy,
if you think about it, isn't it,
that, a hundred years ago,
some guy that I never met
came to this country with a suitcase.
He has a son, who has a son, who has me.
So, at first, when I was painting,
I was thinking, you know, maybe up here,
that was that guy's part of the painting and then,
you know, down here, that's my part of the painting.
And then I started to think,
well, what if we're all in the painting, everywhere?
And what if we're in the painting before we're born?
What if we're in it after we die?
And these colors that we keep adding,
what if they just keep getting added on top of one another,
until eventually we're not even different color anymore?
We're just...one thing.
One painting.

I want you to stand out. I want all of you to be as different as you can possibly be. In all the best ways.

まだ始まったばかりで日本ではほとんど知られていないようですが、感動的で本格的なヒューマンドラマをお探しの方は必見でしょう。あとたぶん、次回のエミー賞はこのドラマがいろいろいっぱいとると思います。

※コメント欄にはログインが必要です。お手数をおかけしますが、ExciteホームでID登録しブログトップでブログを開設してからログインください。既に登録済みの方はそのままご利用頂けます。

「人気blogランキング」