ガバナー島特集の途中ですがニュースを1つ。6月3日(金)、在NY総領事公邸にて、フレンチの
ブーレイ(Bouley)や日本食会席料理の
ブラッシュストローク(Brushstroke)でお馴染みの米人気シェフ、デビッド・ブーレイ(David Bouley)さんの「日本食普及の親善大使」(Japanese cuisine ambassador)任命式がありました。
日本食に魅了され、「日本食ならではの食材と調理技術が世界を変える、世界を救う!!」と語るブーレイさんは、複数の米医療機関とも共同で日本食の健康への影響を研究し、もはやシェフっていうより学者さんみたい?
米国内でもブーレイさんの日本食の科学的な研究は有名で、テレビやラジオに出演して取り上げられたり、近々、出版される著書でも日本食のスバラシサについて書いてる部分が、結構、あるのだとか。そりゃ、日本食普及の親善大使に選ばれるワケですね。最強の助っ人かも。
今、そんなブーレイさんが力説してるのは、「こんにゃく」や「くず」など日本食ならではの食材の効果。
特に「くず」は、アメリカで一般的なコーン・スターチ、ポテト・スターチの代用品となり、糖分が低くグルテンが入ってないから革命的と断言。目のつけどころが、さすが専門家。日本食スーパー関係者さんは、今後、「くず」の取り扱いをもっと工夫した方がいいかも。なにしろ、ブーレイさんの「くず」推し聞いて、
東海岸最大の日本食スーパー(Mitsuwa)行ってみたんですけど、みたけのみたけくず、1種類しか「くず」売ってませんでしたから。
以下、現場の様子と、ブーレイさんのスピーチ内から「くず」推しの部分など2分半ほど音声メインでご参考まで。
この日の食事を出した総領事公邸のシェフさんと
高橋礼一郎総領事の間で記念撮影するブーレイさん俳優さんみたいでカッコいい
「くず」推しの部分など2分半ほど音声メインです〔ご参考〕
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平成28年「日本食普及の親善大使」の任命について:農林水産省
日本人以外の方々が、実際に日本食についてどのように考え、海外で日本食を広めているのかについて生の声を聞き、正しい情報を入れ、また、こういう感じで助っ人に迎え入れることは、日本にとって極めて重要なことだと思います。日本食に関係ない業界の方々にとっても、海外展開を進める際の参考になりますし、この手のニュースは、日本国内でもっと報じられるべきでしょう。※コメント欄にはログインが必要です。お手数をおかけしますが、ExciteホームでID登録しブログトップでブログを開設してからログインください。既に登録済みの方はそのままご利用頂けます。「人気blogランキング」