

何度でも自由に貼ったり、はがしたりできる便利なポスト・イット(Post-it )。様々な色やカタチもあって、いろんな使い方ができますが、最近、NYのとあるオフィス・ビル(75 Varick St)で働いてる方が、窓にポスト・イットを貼りつけて「やぁ」(Hi)って文字を作ったら、通りを挟んでその真向かいにあるオフィス・ビルの窓に、同様にポスト・イットを貼りつけてお返事が・・・。

これだけでも、なかなか洒落てるいかにもニューヨークらしいエピソードですが、たまたま、その向かい合った2つのビルに入居してたのは、世界展開する大手広告代理店(ハバス・ワールドワイド、Havas Worldwide)と、大手総合メディア企業(オムニコム・グループ、Omnicom Group)のHealth部門の事務所だったんです。
どちらのビルにも創作意欲溢れる卓越したクリエイターが集まっているため、いつしか、窓にポスト・イットを貼りつけ、文字や絵など描いて競い合うように・・・。
そして、5月13日には、噂を聞きつけたポスト・イットの製造元の3M社も
参戦。両社に「自由に使って下さい」と大量のポスト・イットを無償提供したことが明らかになると、ついに公式にポスト・イット戦争が開戦されたと
広告業界誌や
情報サイトが
追跡レポートするなどで大いに話題に。結局、ビルの管理会社からの申し出で
1週間ほどで終戦を迎えましたが、最後にありえないほど巨大な作品を作ったところ、それをまた別の映像制作会社が
インスタグラム動画に!!!
というわけで5月中に終戦を迎えてしまいましたが、その現場に行ってみると今でもまだポスト・イット戦争の面影が残ってます。以下、ご参考まで。
Canal Stを挟んで向かい合うこの2つのビルが
ポスト・イット戦争の現場5月13日、3M社からポスト・イットが無償提供され・・・
公式にポスト・イット戦争が開戦
いろいろあって一週間後に終戦へ
動画化されたフィナーレとして作られた巨大作品
ポスト・イット戦争後のそのビル
どちらのビルにもまだポスト・イット戦争の面影が
これはドナルド・トランプさん?
そう言えば、以前、グランド・セントラル・ターミナルの駅構内で、10万枚以上ポスト・イットを使って作った縦12.19 m、横13.41 mもの巨大なポスト・イット・アート作品の展示会が開催されたこともありました。手軽に楽しめますし、このポスト・イット戦争も話題になったので、ニューヨークでは、今後、こういう感じの街角アートも増えていくかもしれません。
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