NYのメトロポリタン美術館で「手仕事×機械：テクノロジー時代のファッション」展開催中

ファッションがアートになっちゃった?!　８月１４日まで、世界三大美術館の１つ、ニューヨークのメトロポリタン美術館（The Metropolitan Museum of Art）で、"Manus x Machina: Fashion in an age of technology"っていう、興味深い特別展やってます。これは、２０世紀初頭から現在までに、シャネル、ヴィトン、ディオール、アレキサンダー・マックイーン他、主に一流ファッション・ブランドが作ってきた１７０作品もの傑作デザインのドレスを集めた展示会。

技術の進歩から見る服飾史って感じになってまして、特別展のタイトルになってるManusは「手仕事」、Machinaは「機械」という意味。 つまり、手仕事と機械で作った「テクノロジー時代のファッション」展。

古くから受け継がれてきた刺繍や羽毛の装飾などの伝統工芸の技法から、近代のミシン、そして３Dプリンティング、コンピューターモデリング、レーザー裁断や、超音波溶接などの最新技術まで、人類が生み出してきたあらゆるテクノロジーを駆使して作った優れたデザインのドレスを、一箇所にできる限りたくさん、見きれないほど集めてます。

ちなみにスポンサーは、「テクノロジー」がテーマということでアップル社。以下、ほんのごく一部ですが、現場の様子をご参考まで。展示されたドレスのデザインも見に来てる人も個性的じっとドレスに見入ってる人もよく見ると、小さなお花のデザインなんですね
”DRESS”(Spring/summer 2014） - Christian Dior
かなり露出が激しいですがこれもお花のデザイン・・・しかも、ウェディングドレスなんです
"Wedding Ensemble"（Spring/Summer 1999） - Yves Saint Laurent
微妙な色の加減とカタチがかわいい地味で清楚かと思いきや、シースルー＆胸リボン他にもいっぱい飛び出す絵本みたい３Dプリンターならではスターウォーズとかに出てきそう身を乗り出してドレスを見入る人続出男性の皆さん、初めてのデートの待ち合わせ場所に
こんなドレス姿で彼女が来たらどうします?もはや、ドレスというか服にすらみえません必ず晴れになる、てるてる坊主?
なんとなく宝塚っぽい？〔ご参考〕
・http://www.metmuseum.org/exhibitions/listings/2016/manus-x-machina：公式

２０１４年１月からメトロポリタン美術館の一角に、メトロポリタン美術館コスチューム・インスティテュート（Costume Institute）のためのスペースが設けられ、アートとしてのファッションの展示が行われるようになりました。別名は、アナ・ウィンター・コスチューム・センター（the Anna Wintour Costume Center）。アメリカ版『ヴォーグ』の編集長でお馴染みのあのアナ・ウィンターさんです。

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