前回の続きで、ブラブラとお散歩してロウワー・マンハッタン地区へ・・・。BroadwayとChurch St間のChambers St沿いで、店頭に「非営利ブティック」(Nonprofit Boutique)と書かれたボードを掲げてるお店を発見。「ブティックなのに非営利ってどういうこと?」と思われた皆さん、なんと、このお店、売上げの100%が捨てられたワンちゃんや猫ちゃんを助けるための活動へ寄付されるんですよー。
『シェルター・シック』(
Shelter Chic)というNPOが出してるお店で、お店の名前も『シェルター・シック』。
店内には、ペット関連グッズいっぱい。ペット向けだけでなく、ワンちゃんや猫ちゃん好きな人間向けのファッション・アイテムなども。
スタッフのお姉さんによると、店内で里親探しも。壁には、新しいパパやママに引き取られたワンちゃんや猫ちゃんたちの写真が。みんな良かったねー。
様々な動物愛護NPO団体の活動が活発なニューヨークでも、こういうお店まで出してるケースはなかなか珍しいと思いましたので、スタッフのお姉さんにさらに詳しくお話をお伺いしてみますと、まだオープンして半年くらいで、なんとこの店舗スペース自体が寄付で提供されたもの、家賃ゼロなんですって!! なにそれすごい!!!
この1~2年のうちにビルを取り壊して建てなおす計画が進んでいるそうでして、ペット好きのビルのオーナーさんが、「どうせテナント入れられないから、それまでお店として使いませんか?」みたいなオファーをしてくれたのだとか・・・。
ビジョンを掲げるリーダーがいると、それを支える人が集まるというワケ。いやー、そんなお話、たまりませんね。いかにもニューヨークっぽいかも。
今年3月、
かわいい仔犬のアルファ・ロメオの看板から、拡大するペット関連ビジネスのお話をいくつかまとめて書きましたが、その一方で、残念ながら何らかの理由で捨てられちゃう可哀想なワンちゃん、猫ちゃんは、今でも、結構、いるわけでして、こういう地道な市民活動も、もっと多くの方々に知られると良いなと思います。
このビルが建てなおされる計画ということで、
店舗スペース自体も寄付
店頭に「非営利ブティック」(Nonprofit Boutique)
売上げの100%が寄付へ・・・と書かれたボードアメリカのペット市場は2015年に605.9億ドル(6兆6,649億円)
日本の10倍のペース(年率4%)で成長中で、今後7兆円超も確実視店内風景、床に猫ちゃんもペット関連グッズいっぱいニューヨーク産のドッグフード
ワンちゃん飼ってる方へのお土産とかにもいいかも他にもいろいろあります
新しいパパやママに引き取られたワンちゃんや猫ちゃんたちの写真スタッフのお姉さんに抱っこされ
「遊びにきてね~」って感じのワンちゃん〔ご参考〕
・
www.shelterchic.org:公式サイト
日本のペット関連ビジネスの市場規模は1兆円4億円。アメリカには、その約5倍の605.9億ドル(6兆6,649億円)ものペット関連市場があり、しかも、日本の10倍のペースで拡大中・・・。その結果、お店にペット関連グッズが増えたり、ペットとバレエのレッスンするバレエ団の方々が話題に・・・などと今年3月にいくつかまとめてお伝えしましたが、こんな感じのNPO団体の活動もあるんですね。※コメント欄にはログインが必要です。お手数をおかけしますが、ExciteホームでID登録しブログトップでブログを開設してからログインください。既に登録済みの方はそのままご利用頂けます。「人気blogランキング」