皇室や王室のないアメリカでは、大統領ファミリーがその代わり注目の的になるんです。この1年ほど、オバマさんの長女マリアさん(17才)がどの大学に進学するかで大報道合戦。ようやくハーバード大合格との発表があり、ついに決着・・・かと思いきや、この秋入学せず1年間の「ギャップ・イヤー」(Gap Year)を経て来年秋からってことで、今度は「ギャップ・イヤー」の
報道 合戦が!!
「ギャップ・イヤー」というのは、高校卒業後、大学に入学する前に自分の興味のあることをさらに勉強したり、ボランティアしたり、インターンしたり、外国に旅行に行く等など、いわゆる社会勉強をする1年ほどの猶予期間のこと。
近年、アメリカでは、「ギャップ・イヤー」への関心が急速に高まってまして、マリアさんが進学するハーバード大学でも、
大学の公式サイト 上に、できれば「ギャップ・イヤー」を経験してから入学してきた方が良いと、「ギャップ・イヤー」の取得を勧めているほどなんですよ。
それもそのはず、American Gap Associationというこの分野の専門団体の調査によると、「ギャップ・イヤー」を経験した学生は、普通にそのまま入学した学生と比較すると、より成熟し、自立し、独立心があり、国際感覚もより優れ、キャリアの選択や就職時に「ギャップ・イヤー」の経験が役に立つだけでなく、就職後の仕事に対する満足度も高い・・・という、まぁ、その年代の若者が直面するほとんどすべての問題おいて、明らかにより良い結果が出てるのです。
また、「ギャップ・イヤー」に関しては、アメリカよりもヨーロッパ諸国の方が進んでいるそうで、アメリカではまだ取得率はわずか1.2%ですが、イギリスでは11%、ノルウェー、デンマーク、トルコに至ってはなんと二人に一人、50%もの学生が「ギャップ・イヤー」を経験しているのだとか!!!
もともと近年、アメリカでは「ギャップ・イヤー」への関心が高まっていたことに加え、日本で例えると、秋篠宮の佳子様のように注目されてるマリアさんが「ギャップ・イヤー」を選んだということで、今後、ますますアメリカでは「ギャップ・イヤー」関連の話題が増えるかもしれません。
以下、ご参考まで。
アメリカではわずか1.2%ですが、
イギリスでは11%、ノルウェー、デンマーク、トルコでは50%!!!
「ギャップ・イヤー」を経た方が、後々、圧倒的に良いとの結果も〔ご参考〕
・
http://americangap.org/data-benefits.php :Gap Year Data & Benefits
・
http://usagapyearfairs.org/ :こんなフェアまで
・
www.brit.co/reasons-to-take-gap-year-infographic-college-tourist/ :インフォグラフィック出典元
マリアさんの例から察すると、ギャップ・イヤーは大学に合格後選べる方式っぽいですね。だとしたら、日本の外務省は、一刻も早くギャップ・イヤー学生向けの新たな滞在ビザ(大学の合格通知などを必要用件とし、1年間の日本国内滞在を許可するもの)を作って、国土交通省、観光庁など関連省庁の方々とギャップ・イヤーの過ごし方に関するフェア にブースなどを出し、アメリカの優秀な学生をごっそり日本へ連れてくるプロジェクトとか立ち上げた方が良いかもしれません。なにしろ、現状では、優秀な学生ほどギャップ・イヤーを取得し、卒業後、より良い就職、キャリアを築くのもギャップ・イヤー経験者とのデータが出てます。ピンポイントでそこを狙えば、極めて良質な外国人旅行客を増やし、日米の相互理解を深め、日本国内のグローバル化を進展させるなどなど、いろいろな意味でひじょーに効果を期待できる気がします。
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