こないだの続きで、フラットアイアン・ビルからブロードウェイ沿いをユニオン・スクエア方面へ・・・。途中にあるのがココ、1986年創業の老舗の食器屋さん、フィッシュ・エディ(Fish Eddy)。近年、
米国小売業界では、お店を訪れないと得られない特別な「体験」をますます重視するようになった影響もあってか、
以前に増して、このお店ならではの地元感や老舗感を打ち出すようになった印象。
入口付近に額に入った大きな昔の白黒写真とかレトロ調のストアカード。店内各所に歴史を感じる絵画。さり気なく置いてる本(販売してます)も、長く愛されたぬいぐるみたちの写真集とか・・・。
また、いつの間にかニューヨークっぽい柄(New York Patterns)の食器類もバリエーションがかなり増えていて、
ブルックリン語(Brooklynese)柄の新シリーズも登場。
ブルックリン語とは1種の方言。どうやらニューヨークのブルックリン在住の方々やその影響を受けたニューヨーク近郊エリアの若者たちがよく使う英語らしいです。例えば、コーヒーは"Coffee"ではなく"
Caufee"、シュガーは"Sugar"ではなく"
Shuguh"、クリームは"Cream"ではなく"
Creamuh"、バターは"butter"ではなく"
Buttah"・・・という感じ。
あと、いまいちピンとこなかったんですけど"Selfless Art"(無私の芸術)っていうフィッシュ・エディならではのアートとの融合っぽい試みも行われてまして、老舗の名店にも関わらず(だからこそ?)新しいことにいろいろチャレンジしているみたいです。以下、店内風景などご参考まで。
食器いっぱいの店内長く愛されたぬいぐるみたちの写真集入口にあったレトロ調なお店のカードセール品のコーナーニューヨーク柄のシリーズブルックリン語(Brooklynese)なんてシリーズもSelfless Art他にもいろいろ〔ご参考〕
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www.fishseddy.com:公式サイト
Add: 889 Broadway, New York
Tel: 212-420-9020
よくよく考えてみると、以前、ご紹介した際にも、連邦最高裁判所が合法化した影響で社会的に大きな注目を集めていた「同性婚」をテーマにした柄のマグカップなどをどーんと大きくアピールしてたりしまして、フィッシュ・エディは、昔からその時々の社会情勢とかトレンドに応じ、様々なかたちで新たな試みを続けているみたいですね。
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