興味深いニュースを1つ。2月15日、エジプトのシーシ大統領が、日本エジプト友好議員連盟会長の小池百合子衆院議員の表敬訪問を受け、会談後、日本人が時間に正確な点を高く評価し「時間を守ることの大切さはコーラン(イスラム教の聖典)も説いている。日本人は『歩くコーラン』だ」と語ったとの
報道が・・・。宗教関係の話題は取り扱いが難しいのにすごいニュース。
ISほか過激なイスラム教原理主義の信者はもちろん、一般的なイスラム教徒の方にも「日本人は『歩くコーラン』」などと、シーシさんレベルの社会的立場の方から言われてるのが知られたら、どんな反応出るんだろう・・・と気になりまして英語メディアの関連報道を調べてみたところ、見つかったのは、2015年5月の報道?!
例えば、Japan Times紙の"
Egypt president praises Japanese diligence, discipline"。
昨年5月に書かれたこの記事中では、シーシ大統領が、日本人が時間を守るだけでなく勤勉でちゃんと規律を守る(being diligent and disciplined )ことから、"a walking Quran"(歩くコーラン)と呼んでいるとハッキリ記されてまして、これが他の各種英語メディアの
報道や
SNSに拡散。どうやらシーシ大統領、以前から「日本人は『歩くコーラン』」と言い続けているようです。
それでこれまでのところ特に何かしら批判を受けたり、問題になってないということは、イスラム教徒の方々の間にも同じような認識の方々は多い・・・ということかも?
特にこれといった宗教を真剣に信仰している方の少ない日本では、あんまりピンとこないかもしれませんが、「歩くコーラン」、「歩くバイブル」、「歩く仏典」などなど、いずれにいたしまいてもその宗教の信者の方々にとっては最上級の褒め言葉ではないかと思います。でも、まぁ、もし実際にそんな風に言われたら、畏れ多過ぎて何て返せばいいのか分からないですよね。
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