この冬は暖冬かと思ったら急に大雪。日本でも雪や寒波の影響で公共交通機関が間引き運転されたり、水道が断水するなど様々なトラブルが出ているようですね。雪によるトラブル・・・というと暗いニュースが多くなりがちですが、先日、ウェスト・バージニア大学(West Virginia University)では、雪の影響でいかにもアメリカらしいユニークな出来事が起って話題に・・・。
And the rockets red glare,
the bombs bursting in air,
Gave proof through the night that
our flag was still there.
砲弾が赤く閃光を放ち、
宙で炸裂のする中、
夜をこえて証明したのさ
我々の旗はまだそこにあるって。
Oh, say, does that star-spangled
banner yet wave
O'er the land of the free
and the home of the brave!
あぁ、あの時の星条旗が、
今でもはためいている
自由の地の上に、
勇者たちの祖国の上に!
ちなみにこの歌詞は、アメリカ独立戦争中、捕虜救出のためボルティモアに来ていた弁護士のフランシス・スコット・キー(Francis Scott Key)さんが、1814年9月14日の朝、イギリス軍艦内から『マクヘンリー砦』に掲げられていた縦9m×横12mもの特大サイズの星条旗、しかも、前夜から1,500発以上の砲弾攻撃を受け続けていたのに残っていて風になびいていた様子を見て、感動のあまり、その場ですぐに書き残したもの・・・なのだとか。「どんな困難にも負けない」という強い思いが込められてまして、だから、歌詞を知らずに聴いていても、なんだか妙に心に強く響くというわけです。まぁ、なんでもそうですけど、歴史とか背景が分かると気づくこともいろいろ増えて楽しくなってきますよね。