今年、アメリカは大統領選挙の年(投票は11月の第1火曜日)。問題発言連発も党内支持率トップのドナルド・トランプ氏(共和党)のおかげで大統領選は混迷中。もしトランプ氏が共和党の代表候補に選ばれても、ヒラリー・クリントン氏(民主党)に勝てないよ・・・等と言われてきましたが、ここにきてヒラリーさん、民主党内のライバル候補のバーニー・サンダース氏の猛追をうけて支持率急落。
最新の調査によると、なんと、ついにトランプさんの支持率が、ヒラリーさんの2倍となり大きく上回って逆転する
状況に・・・。
このままいくと、トランプさんが本当に大統領になっちゃうんじゃないの? ヤバくない??
そんなムードの中、今週、突然、前ニューヨーク市長のマイケル・ブルームバーグさんが、共和党でも民主党でもない第三党から大統領選に立候補するかもしれないとの一報が!!!
ブルームバーグさんが、もし立候補した場合、どのくらい勝算があるかについて極秘に調査を行ったとのスクープが
9日のNYタイムズ紙に掲載されたのがキッカケ。極秘の調査が明るみに出たのは、ブルームバーグさんの関係者が世論の反応を見るために意図的にリークしたとも言われてます。
まだ、本当に立候補するかどうかは不明ですが、
ブルームバーグさんの政治家としての能力や実績は既存のすべての候補者の中で断トツ、桁違いに高いため、ひょっとすると、共和党と民主党の2大政党制が定着した近年のアメリカで初めて第三党から立候補して大統領に選ばれる方になるかもしれません。
〔ご参考〕
・Bloomberg for President? [CNN: Jan 13, 2016]
・Experts: Bloomberg Could Have A Shot If He Mounts Presidential Run[CBS: Jan 11, 2016]
・Is Bloomberg mulling a run for president?[Fox 5: JAN 11 2016]
・Michael Bloomberg Sparks Rumors Of Third-Party Run: Report[Ibtimes: 01/11/16]
・For Republicans, Mounting Fears of Lasting Split[NYTimes: JAN. 9, 2016]
〔関連過去ログ〕
・
近年ニューヨークの勢いが止まらない理由=ブルームバーグ市長[2013-03-12]
ブルームバーグさんは、2001年の9.11テロ後のニューヨークを見事に復興。ジュリアーニ市長の後をうけ2002年からNY史上初となる3期、12年間も市長をされたお方。しかも、「市長は2期まで」との法律を改正しての3選で、2010年の調査では、過去30年間のすべてのNY市長の中で最高の支持率も記録。その手腕や数々の実績は今や伝説。あまりにすごすぎたため、現職のデブラシオ市長の数々の不手際がずっとボコボコに叩かれてたりします。
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