早くも歴代最高興収を連発中の『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』 Star Wars: The Force Awakens
先週18日(金)から全米公開された『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(Star Wars: The Force Awakens)の興行収入が、初週末の3日間で米国内2億3800万ドル(1ドル=120円換算で約286億円)、世界5億1700万ドル(約620億円、但し中国ではまだ未公開)と歴代最高を記録!!! その他、様々な史上最高記録を打ち立てて、一般紙やエンタメ誌はもちろん、経済誌、音楽誌、テクノロジー誌など各種メディアで大ニュースに。
『スター・ウォーズ』は宇宙を舞台にしたSF映画ですが、その軸となるストーリーは、ジョージ・ルーカスさんご自身の経験を反映したと言われる、父と息子の確執。ダース・ヴェーダー vs ルーク。よく言えば、ギリシャ神話的。悪く言うと、家庭内のイザコザについてのメロドラマ(英語でメロドラマはSoap Opera)。そのため万人ウケしやすいという一面もありますが、あんなに壮大な舞台設定があって、魅力的なキャラクターが沢山いるのに、結局、メロドラマ作ってたんじゃもったいないですよね。
そう、ディズニーの映画制作スタッフもそう思ったみたいなんです。
ディズニーが新作『スター・ウォーズ』を制作すると発表した後、ルーカスさんも、一応、念のため脚本を書いてディズニーの制作陣に見せに行ったのですが、「ファンのために良い作品を作りたいので、これ(メロドラマ)はちょっと・・・」とボツにされたのだとか。(ルーカスさんご自身の弁で自分の脚本は"it's actually a soap opera and it's all about family problems."だから断られちゃいましたとのこと)