
今年は、
ニューヨーク・マラソンが11月1日(毎年11月第一日曜日)だったため、前日、10月31日のハロウィンの様子をスルーしてしまいましたが、世界最大規模のハロウィン・パレードなど様々なイベントが開催されるニューヨークでは、街角のあちこちでユニークな仮装をした方々をたくさん見かけます。中でも印象的だった仮装がこちら。
冒頭の写真は、お父さん、娘さん、息子さんなどみーんなお揃いで、昔のアメリカ、だいたい1950年代とかそれ以前のレトロなファッションでバッチリきめてた幸せそうなご家族。かわいい。素敵。
お話をお伺いすると、
『昔のファッション』で集まるファミリー向けのイベント?!があるのだとか・・・。何ソレ、おもしろそう。

そう言えば、アメリカでは、毎年、3~4月に開催されるキリスト教の
復活祭(イースター)の時に、アメリカの伝統的な『昔のファッション』に仮装して集まる方々が、近年、じわじわ増えてる印象。
日本で例えると、お着物姿で集まるみたいな感覚なのでしょうか?
世の中がいろいろと進化・発展して、やれ、コンピューターだ、ソーシャル・メディアだなどと最先端のテクノロジーが広まっていくと、その一方で、むしろ、原点というかルーツというか、伝統的なもの、例えば『昔のファッション』などが再評価されたり、あえて昔のものを今の時代に取り入れてみたくなる、というのが人間心理なのかもしれません。
日本でも、近年、改めて、お着物や浴衣などが再評価されているという話題もありますしね。
あと、ハロウィンの仮装は、もともと本来はオバケとかに仮装するものですので、このご家族や、この後、ご紹介する男の子のように、アメリカの伝統的な『昔のファッション』と言っても、フォーマルではなく遊び心のあるものになってるのも、粋なポイントのようです。
アメリカの伝統的な『昔のファッション』に仮装したご家族
アメリカの伝統的な『昔のファッション』は、
近年、特にイースターでよく見かるようになりました
可愛いけど、ソレ、昔過ぎ(笑)
そう言えば、2007年頃、ロックフェラーセンターの展望台の公式ポスターに、たまたまその展望台で撮影したという日本の着物姿の二人の女性の写真が使われて、その女性は誰?などと話題になりました。また、日本の成人式のお着物姿の女性の様子が英国の老舗タブロイド紙に大きく特集されたこともあります。そうした事例も、最先端テクノロジーが世の中を席捲する一方で、原点というかルーツというか、国や文化や民族を問わず、伝統的なものが再評価される事例の1つなのかも?
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