前回の続きで、NYコミコン会場から。冒頭の写真は、上半身裸コスプレの方に「あら、あなたTシャツいるの?」と店員さん(笑)。ここは、主にオリジナルのキャラクター・グッズなどを販売する方々のブースが集まってる3階メインフロア南側のエリア。『オリジナル』と言っても、
日本の影響を受けたユニークな品々が多く、しかも、日本人以外の方々が作ってて、それがアメリカ人の若者や、次世代を担うチビッ子たちにまで人気・・・というのが、よーく分かるエリア。
そんなエリアが今年、大幅にバージョン・アップ!! ”
The Block”という新名称がつけられ、会場入口付近にはどーんと巨大な看板。さらに、全体のものとは別に独自のガイド冊子まで登場!! これまでにない力の入れよう・・・。
ここに集まってるのは、単なるキャラクター・グッズではなく、『アート作品』として価値あるものですよ・・・と強くアピールしていこう、という主催者側の狙いビジョンがハッキリ伝わってきます。ここまでやってくれると、分かりやすい。
出展者の方々も、今年はこれまで以上に「アート色」を強く打ち出し、ストレートに"Designer"なんちゃらとか、"Art"なんちゃら・・・といったコトバやフレーズを掲げたり、ギャラリーとか美術館っぽい展示スタイルにしているブースも増加。中でも、コレクター向けフィギュアのブースなどの存在感は大分大きくなった印象を受けました。
以下、そんな”The Block”の現場の様子をご参考まで。
よりギャラリーとか美術館っぽい展示増えた印象アートをアピールDesigner Toys: Art Collectibles: Art Toys
などのコトバがあちこちにいろいろありますかわいくて個性的なもの多めまぁ、確かにアート作品ですよねいろんなフィギュア増えた印象こんなのも日本人以外の方々による自作の品々に
日本の影響を垣間見れるブースもたちこちに日本の工芸品を販売する日本人以外の方々も
(この方はイギリスから参加されてるそうです)
しかも、1つ100ドル以上のお値段でもよく売れてました
アートとして考えるとお手ごろということなのでしょう瞳を輝かせたチビッ子たちもあちこちに
次世代にもかなり支持されそう〔ご参考〕
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www.newyorkcomiccon.com:公式
【New York Comic Con 2015関連】
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NYコミコン2015 日本文化の影響を受けてるコスプレ姿
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今週水曜日、10月21日はバック・トゥ・ザ・フューチャーⅡのあの未来の日です!!
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単なるキャラクター・グッズではなくアート作品へ
実に興味深いです。かつて、一部の限られた人々のものになっていたアートを、より身近でみんなのものに変えたアンディ・ウォーホールさん的な方がこの中から出てくるかもしれません。あるいは、このNYコミコンから新たなアートのカタチが育まれていくかもしれません。今年、この”The Block”を作ったことが、その歴史的な一歩になるかも?
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