床にペタンと気持ち良さげな表情のこのワンちゃんは、盲導犬のGemmaちゃん。一見、休憩中のようにも見えますが、そうじゃありません。先日、ご紹介したNYの
新感覚小売店、ストーリーや、
「愛が答えだ」壁画の近所にあるアップル・ストア西14丁目店(
Apple Store West 14th Street)で、ただ今、彼女は勤務中?! 実は、このGemmaちゃん、飼い主のKim Paulkさんと共に、アップル社内ではとーっても有名な存在なのですよ。
どのくらい有名かと言うと、アップルの最高経営責任者(CEO)のティム・クック(Tim Cook)さんが、
アップル社で働く方々の「多様性」について語った重要なメッセージの中でお名前を挙げて褒め称えるほど。
病気の影響で子どもの頃から視力や聴力に難があるというハンデをお持ちのKimさんにつきましては、「アップル社の最も良い特徴を体現している」とのお客さんからの声を引き合いに出し、また、GemmaちゃんのこともiPod、iPhone、iPadなどにちなんで、近所の方々にiDog(笑)と呼ばれ、愛されてる・・・等々と述べ、
When we think of diversity, we think of individuals like Kim. She inspires her coworkers and her customers as well.
多様性について考えるとき、キムさんのような方を思いうかべます。彼女は、彼女の同僚だけでなく、お客さんをもインスパイアしています。
と大げさなくらいの賛辞をならべていますが、でも、実際に、今を精一杯に生き、幸せそうに働くKimさんやGemmaちゃん見てると、本当にそうだなぁ・・・としみじみと感じます。これも多様性の街、ニューヨークらしい光景かも。
Kim Paulkさん(中央の女性)とGemmaちゃん(床のワンちゃん)
そして、自然にKimさんを守るように立つ優しい同僚の方々
この1枚の写真からだけでも、彼女の存在の大きさが伝わってきます
大人しいGemmaちゃん
アップル公式サイト内の多様性についてのメッセージ西14丁目店、店内風景キラキラ輝いて見えます〔ご参考〕
・
https://www.apple.com/diversity/:公式
こんな感じで、一人一人の個性が違うことや、みんなが多様であることを尊重しあうニューヨークには、一見、なんてことないように見える平凡な日常的な風景でも、その背景にある意味や意義を知ったり、立ち止まって考えてみたりすると、なんだか急にキラキラと輝いて見えてくるシーンがあちこちに潜んでいる気がします。
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