

先日、ミッドタウンのパーク・アベニュー沿いに、9月1日まで展示中の
粘土をひねったような不思議な形をした巨大なアート作品(Big Clay #4)の様子をお届けしましたが、そのすぐ近く、52丁目以北に別の7つからなるシリーズもののパブリック・アート作品が登場中。今や毎年恒例の
The Fund for Park Ave、
Marlborough Gallery らによるもの。作者は、サンティアゴ・カラトラバ(Santiago Calatrava)さん。

この名前にピンときた方は、かなりのアート好きか、ニューヨーク通。カラトラバさんは、スペイン出身の構造家・建築家で、現在、ワールド・トレード・センター跡地に建設中の
WTC駅の建築デザインを作った方。
建築界では、構造計算を駆使して作り上げた「骨や翼」を組み合わせたようなフレームと空に映える「白色」が、カラトラバさんのトレード・マークということになってまして、アーティストとしての作品も、その独特な「骨や翼」のような構造が印象的。ただし、色は白ではなく、赤とか黒とか使ってます。以下、ご参考まで。
建設中のワールド・トレード・センター駅
「白い」「骨や翼」のような構造が特徴
パーク・アベニュー中央部にある花壇スペースに11月中旬まで展示予定
かなりの構造美
いろんな形があります
建築家の方が作ったアート作品らしさ満点
赤い色にも意味ありそう
独特の魅力を感じます〔ご参考〕
・
http://www.fundforparkavenue.org/fund-for-park-avenue-sculpture.htm:公式
・
http://www.marlboroughgallery.com/exhibitions/santiago-calatrava-installation-on-park-avenue:ギャラリー公式
このパーク・アベニュー沿いには、近年、様々なパブリック・アート作品が展示されるようになりまして、例えば、巨大なオバケ(2010年)、巨大なバラ(2011年)、巨大な視覚トリック(2012年)、巨大なカラフルで躍動感のある像(2012年)、巨大ペーパークラフト風(2014年)等などがこれまで展示されています。
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