
前回の続きで、『ブック・エキスポ・アメリカ』(Book Expo America)の会場から、どーんと大きなディズニー・パブリッシング(Disney Publishing Worldwide)のブースの様子。ディズニーと言えば、昨年、
世界的な大ヒットとなった『アナと雪の女王』(原題はFrozen)を連想される方が多いと思いますが、映画やアニメなどの映像に限らず、様々な書籍や絵本などの出版物もいろいろ出てるんです。

むしろ、ディズニー・パブリッシングの場合、
NYコミック・コンの時に出ていたブースよりも、ブック・エキスポのブースの方が規模が大きく、存在感も高め。
また、近年、ディズニー社は、2005年にピクサー社(トイ・ストーリーなどの映画制作&版権保有)をその創業者のスティーブ・ジョブズさん(Apple創業者でもあります)から買収してから(実質的には、ピクサーのアニメ制作チームがディズニーのアニメ制作チームを吸収するかたち、詳しくはジョブズさんの公式伝記参照)、急速に経営を建て直し、2009年8月にマーベル社(米コミック界のスーパー・ヒーロー等、5,000以上のキャラクターを保有)、2012年10月にルーカス・フィルム社(スター・ウォーズなどの映画制作&版権保有)を買収。

2005年から7年で、ディズニー・グループ全体の売上を
100億ドル(1ドル=100円換算で1兆円)!!!も増加させ、2012年には、たった
1年間で株価が38%もアップして、ベンチャー企業とかじゃない比較的老舗の企業なのにすごい成長ぶりと大きな話題になりました。
また、元ピクサーの極めて優秀なアニメ制作チームの主導により、ディズニー・ブランドを強化する新しいTV向けアニメの取り組みなど地道な取り組みも進められ、その成果の一端が『アナと雪の女王』とも言えるでしょう。
このブック・エキスポのディズニー・パブリッシングのブースでも、そうした近年のディズニー社の勢いがジワジワと感じられる印象。いろいろとイベント的なものもやってまして、例えば、この秋から本格的に展開予定の新しいアニメ(Star Darlings)のキャラクター・グッズの展示とか、その原作となった小説の作者(Shana Muldoon Zappa)さんも招いて、小説の無料配布などまでやってました。
買収で、幅広くなったディズニーのコンテンツ
新作アニメの原作小説の作者も招いて小説プレゼント
Star Darlings: Sage and the Journey to Wishworld
作者のShana Muldoon Zappaさん
ファンとも気軽にお話
かなり気さくな方です
キャラクター・グッズの展示
(グッズはまだ公開不可のためモザイク処理してます)
セーラームーンっぽい?〔ご参考〕
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http://books.disney.com/:公式
【ブック・エキスポ・アメリカ特集】
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ブック・エキスポ・アメリカ(Book Expo America)へ・・・[2015-06-04]
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本をテーマにした米国のテレビ番組「ブックTV」(BookTV)毎週末48時間放送中?![2015-06-05]
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ディズニー・パブリッシングのブース @Book Expo America[2015-06-06]
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絵本のキャラクター専門のぬいぐるみ屋さん Merry Makers[2015-06-07]
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