前回の続きで、新緑の緑の美しいミュージアム・マイル(Museum Mile、美術館通りと呼ばれるセントラルパーク沿いの5番街)から、世界三大美術館の1つメトロポリタン美術館(metropolitan museum)前の様子。
2013年1月から
2014年9月まで、1年半以上かけて続いていた大規模な改装工事を経て登場した新しい噴水やプラザにとって、初めての春っていうかもう初夏?
今回のリノベーションで新たに設置された最新技術を駆使して作られた注目の噴水は、まるで時計が時間を刻むように、中央に向けて円形に設置された噴水口から刻々と水が噴射され、淵の部分をこえて流れ落ちた水が地面にあいてるホッソイ隙間に入って循環する仕組み。
その噴水の周辺には、自由に使えるテーブルや椅子も登場。
まぁ、要するに、メトロポリタン美術館の中だけでなく、その正面入口前のエリアも空間アート作品みたいな雰囲気に作り変えてみました・・・ってことのようです。ちなみに、以前から映画やドラマのロケ地としても非常に有名な巨大階段の方は、これまでのまま。大勢の方々が階段に座って、食事したり、くつろいだりしています。
最大の目玉が新しい噴水ですので、今回の大規模リノベーションの成果というか、その魅力を最大限に体感するには、やっぱり、これからの暑くなる季節がピッタリでしょう。お馴染みの巨大階段も、その上から見下ろす景色は様変わりしていて、以前より楽しめますよ。
以前の噴水もいい雰囲気でしたが・・・工夫をこらした動きのある新しい噴水に
淵から流れ落ちた水が地面の隙間に入って循環する仕組み噴水まわりに椅子やテーブルも登場以前とはまた違った風景、空間アートを楽しめます
お馴染みの巨大階段階段上から以前、このスペースでアート作品を販売していた方々も
少し離れたところに残ってます真夏にどんな感じになるのか楽しみ
Metropolitan Museumの新David H. Koch Plaza
〔ご参考〕
・
www.metmuseum.org:公式
・
www.metmuseum.org/visit/plan-your-visit/plaza:新プラザ紹介
ちなみに、この噴水は2002年創業の比較的新しいFluidity Design Consultantsという噴水専門の業者さんがご担当。噴水関連だけでも、近年、様々な最新技術が登場しているようです。そう言えば、ニューヨークの街角や公園には、先日ご紹介したワシントン・スクエアやブライアント・パークなどの歴史ある噴水や、マンガのような水柱が飛び出すリンカーンセンターの噴水とか、ずぶ濡れになって楽しめるバッテリーパークの噴水等など、ユニークな噴水があちこちにいっぱいありますので、暑い夏の日とかにそれらを巡ってみると、結構、面白いかもしれませんね。
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