

ニューヨークの地下鉄駅構内で見かけた、一際、ユニークなポスター。サーカスじゃありません。5月21日にやってくる
「Red Nose Day」(赤い鼻の日)の告知ポスターです。「なんじゃそりゃ?」って思われる方も多いと思いますが、コレ、よくピエロなどがつける赤い丸いスポンジの鼻を買うとその売上げの一部が恵まれない子ども達への寄付になる・・・という一種の社会貢献活動。

日本にも「赤い羽根」の募金がありますけど、それがアメリカでは「赤い鼻」になっちゃうんですね(笑)。おもしろーい。
日本でやったら「ふざけないで!!」とか怒られそうなアイデアですけど、この「赤い鼻」募金、アメリカでは沢山の大人が真面目に協力。
マンハッタン内のWalgreensやDuane Readeなどのドラッグ・ストアが協力し、寄付集めの「赤い鼻」を販売中。
その他、多くの企業が協力してまして、地下鉄の駅構内は告知ポスターで埋め尽くされ、全米4大ネットワークの1つ、
NBCも特別企画を展開中。大手テレビ局がこんなふうに協力するなんて日本の「赤い羽根」募金でも滅多にやらないと思いますけど、これも「赤い羽根」ならぬ「赤い鼻」だからこそ、つまり、みんなで楽しめる要素が何かしらあった方が協力の輪が広がりやすいってことなのかもしれません。
なんだかんだ言っても、「笑いは世界を救う」って感じでしょうかね。とても興味深いです。以下、「赤い鼻」募金の告知ポスターいっぱいのタイムズ・スクエア駅構内の様子をご参考まで。
"Having a Good Laugh, For a Good Cause"
がこのキャンペーンのキャッチコピー
赤い鼻つけた人々の笑顔のポスターいっぱい
階段や
改札口にまで
告知ポスターのバリエーションが異常に豊富
5月21日はRed Nose Day〔ご参考〕
・
www.rednoseday.org:公式
・
www.nbc.com/red-nose-day:NBC特別企画公式
なぜかアメリカでは、このスポンジ製の丸い「赤い鼻」はとても馴染みがあるようで、サーカスなどはもちろん、映画のキャンペーンなどでも無料配布されていて、しかも、もらった方々が意外なほど大喜びするんです。なんで?これもアメリカ文化の一端?たぶん、こうした「赤い鼻」への人々の馴染みの深さもこのアイデアが誕生した背景に影響を与えているのでしょうね。
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