今年も4月3日~12日まで、ニューヨークの国際展示場、ジャビッツ・センターで「ニューヨーク国際オートショー 2015」(New York International Auto Show 2015)が開催へ。昨年は、いろいろな条件が重なり合って
「近年稀に見るとても重要なオートショー」と大きな話題になりましたが、今年もその余波が続いてるようです。公式サイトの
Show Infoによると、これまでで最多となる新車やコンセプト・カーが展示されるのだとか。
実際にその会場を訪れてみると、最新技術がどっと出た昨年ほどではありませんが、さすがな雰囲気。特に、昨年なかった「North Hall」が展示スペースに加わり、規模拡大。
また、興味深いのは、新たに加わった「North Hall」の4つの大きな展示ブース(スペース)のうち、3つがスバル、トヨタ系のサイオン (Scion) 、三菱と日系自動車メーカーになってること。残りの1つも、イタリアのフィアット(FIAT)で、せっかく拡大した新しい広大な展示スペースに、米系はゼロ・・・。
もしかすると、これ、今回のオート・ショーや、さらに近年の米国の自動車業界の状況をあらわしていると言えるかも? つまり、日系企業はめちゃめちゃ活気に満ち溢れ、拡大&成長を続ける一方、米系はイマイチ。うーむ。
これからの日本にとってグローバル化はますます重要になってきますが、「グローバルな市場でめちゃめちゃ勝ち過ぎた時にどういうマーケティング手法とかスタンスを取るのか?」を考える際、かなり参考になりそうな事例いっぱいな気がします。
トヨタ、究極のコンセプトカー「FT-1」トヨタ関連の展示紹介だけでいくらでも書ける勢いですこれもトヨタ車の展示、ボディが自動的にパカッと開きますホンダの10代目シビック、別名パーフェクト・テン(Perfect Ten)
サプライズ発表だったようで驚いた、驚いたとの報道が感情や情熱に訴えかけるアプローチの印象が強いホンダさんアメリカで作ってますよ、とかの説明も会場マップを見てみると相変わらず
・・・というか昨年よりさらに日系が強くなった感じ新たに加わった「North Hall」スバルどーんプレス・カンファレンスも素晴らしい内容でしたプレス関係者の溜り場にトヨタ系のサイオン (Scion) もNorth Hallへの通路で見かけたユニークな車の展示フォードのトラック、話しかけると反応するそうです消防車や警察車両の特別展示も
盲導犬支援の寄付集めやってましたメイン会場にもどってアルファロメオ
車好きな方々が写真撮りまくってました
英系アストン・マーチン(Aston Martin)の「VULCAN」
テールランプの構造が特徴的
相変わらず敷居の高いロールスロイスベンツの小型車「スマート」に試乗する大きな男性あと、綺麗なお姉さんおいっぱいいます〔ご参考〕
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www.autoshowny.com:公式
〔NY国際オートショー関連ログ〕
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NY国際オートショー New York International Auto Show 2015[2015-04-03]
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NY国際オートショー 2015:プレス・カンファレンスの様子[2015-04-03]
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NY国際オートショー New York International Auto Show 2014[2014-04-18]
他にもいっぱい見所ありますが、ごく一部、ご参考まで。ベントレーが不参加だったり、BMWがプレス・カンファレンスなしだったり、かなり斬新だったトヨタ系のサイオンのブースのペーパー・クラフト・コーナー他若者ターゲットのプロモーションがなくなっていたりと、大きな注目を集めた昨年と比べると部分的に、若干、トーンダウンしてる感は否めませんが、基本的には、昨年あったもの、やってたことは各社今年も継続してるみたいです。
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