世界中から多種多様の人々が集まるニューヨークには、ユニークなお店やビジネスもいっぱい。そんな中、ブルックリン在住のご夫婦、テイラー(Taylor Erkkinen)さんとハリー(Harry Rosenblum)さんの「近所にキッチン用品店ないから作ってみる?」という食後の会話がきっかけで、2006年にオープンし、その後、人気となったお店がこの「ブルックリン・キッチン」(The Brooklyn Kitchen)。
本店の場所は、ブルックリンのウィリアムズバーグの西。マンハッタンからは地下鉄Lラインで、イースト・リバーを越えて2駅目の「ロリマー通り」(Lorimer St)駅下車、徒歩5分。
もともと、代々やってたわけでも、昔からやろうと思ってたわけでもなく、ふとした思いつきではじまったこのお店には、普通のキッチン用品店では見かけない斬新な工夫やアイデアがいっぱい。
例えば、人気がブレイクした切欠になったお料理教室。
このブルックリン・キッチン本店には、店内に広々としたキッチン・スペースが2つ!!もあって、常時、様々なシェフによるお料理教室を開催。また、お料理教室で使う食材を低価格で調達できるから・・・という理由からなのか、様々な食材、食品の販売も行ってまして、しかも、
The Meat Hookというお肉の専門店まで店内にあるんです。そんなキッチン用品店、他に聞いたことないですよね?
人気の高まりを背景に、2013年11月、マンハッタン内のミッドタウン西に新たにオープンした
ゴッサム・ウェスト・マーケット(Gotham West Market)に2号店を出店。
本店より狭めですが、お料理教室のためのキッチン・スペースは完備。
『お料理教室でクラスを開く人気シェフの方々やお料理好きな生徒さん(近所の奥さんとか?)が集まる場』=『最新の話題のキッチン用品や雑貨類などの<情報>が集まる場』・・・ということで、その手の品々も豊富に取り揃えてあります。いわば、多目的キッチン・エンターテインメント施設って感じかも?
以下、ブルックリン・キッチン本店の様子をご参考まで。
入口に山積みだったガラスのビン、
いわゆるブルックリン・ジャー(Brooklyn Jar)店内風景本店2階のキッチン撮影スタジオみたいな1階奥のキッチン店内にお料理クラス申し込み用の端末もお肉屋さん(The Meat Hook)の名物っぽいオリジナル・グッズいろいろお酢やオイルのコーナーもちろんキッチン用品もNY州型のフライパン(笑)便利なビンもやたらに豊富〔ご参考〕
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www.thebrooklynkitchen.com:公式
Add: 100 Frost St, Brooklyn (On Frost St Bet. Leonard St & Manhattan Ave)
Phone: 718.389.2982
Hours: Mon – Sat10:00 am – 8:00 pm/ Sun 12:00 – 6:00 pm
日本からアメリカへ進出したい地方の名産品や食品などを販売する自治体や企業の方々は、スーパーとかレストランだけでなく、こういう新しいアイデアや企画にどんどんチャレンジしているお店にアプローチしてみても良いかもしれませんね。お料理教室もやってますので、日本産の名産品や食品の美味しい食べ方の普及にも役立ちそうですし。
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