
前々回の続きで、バレエやオペラなどの劇場が集まるリンカーン・センター前から・・・。謎のパブリック・アート?! これは、ブロードウェイ沿い166~59丁目間で開催中のパブリック・アート展の10作品のうちの1つで、Sarah Bramanさんによる「別のタイムマシーン」(Another Time Machine)という作品。昨年9月、78丁目の
不思議な球体アート作品をご紹介した際、一度、お伝えした「Broadway Morey Boogie」の一環です。

「タイムマシーン」と名付けられたこの作品は、ヒトの背丈よりも高い、赤や青の色つき特殊加工ガラス(Double ply Tempered Safety glass)製。見る角度や太陽光の加減によって見え方が変わってくるという特徴が・・・。
そう、先日、ご紹介したマディソン・スクエア・パークに登場中の
ガラス球体アート(Gazing Globes)や、リンカーンセンター内NYCB劇場内で開催された
ガラス柱アート(NYCB ART SERIES 2015)とも共通する特徴がございまして、要するに、「実際に現場に行ってみると作品をもっと楽しめる」という一種の『体験型アート』になってるんですね。へぇー。興味深いです。
リンカーン・センター前に登場中
Sarah BramanさんのAnother Time Machine
Broadway Morey Boogieの一環
なんだか本当にタイムマシーンっぽいかも〔ご参考〕
・
www.broadwaymall.org/our-programs/public-art/:公式
近年、最先端のアートの世界では、ただ見るだけの作品じゃなくて、実際に現場に行って触れたり、遊んだり、感じたりして楽しむ『体験型アート』が注目を集めていまして、これもその一例かなと思います。詳しくは、雑誌ニューヨーク・マガジンの「どうやったらアートの世界で成功するか」特集号などご参照ください。
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