

NYのファッション業界の方々に朗報を1つ。ファッション・ウィーク(略してNYFW)にあわせて、ファッション関連産業育成のため年間500万ドルだったNY市の補助金を、3倍の1,500万ドルに増額するとデブラシオ市長が
発表。これは、同産業がもたらす18万人の雇用、110億ドル(1ドル=120円換算で約1兆3000億円)の経済効果、20億ドル(2400億円)の市税収などを重視したもの・・・。

補助金は、小売活動や資金繰り支援、B2Bパートナーシップ作り、マーケティング・キャンペーン、職業トレーニング、各種賞の開催などファッション業界育成のために使われるそうです。
詳細は、新たに立ち上げられた
公式サイトご参照。
一部メディアから「さんざんファッションに興味ないと公言してたのに、ファッション産業を重視してたブルームバーグ前市長と比較されプレッシャー感じたのか?」(
observer、
style)とのツッコミも。
でも、この政策自体は悪くないと思います。理由はいろいろありますが、例えば、2012年に発表された
調査では、アメリカ国内でニューヨークは、もっとも多くの大学のデザイン系学部の卒業生を生み出していたり、386名が所属するアメリカ・ファッション・デザイナー協会(CFDA)のうち129名、
つまり、3人に1人がニューヨークの大学出身者という圧倒的な存在になっていまして、この政策は、ニューヨークの長所とか強いところをさらに伸ばすことになるでしょう。
また、ここ数年ほどアメリカでは、創業100年前後の
老舗ファッション・ブランドを再評価するトレンドがジワジワと確実に広まってまして、今後、NY市がファッション産業への支援を強化していくと、老舗ファッション・ブランドの再評価トレンドとあいまって、また新しい現象が何かしら生じてくるかもしれませんし・・・。
以下、公式サイトのリソース部分をご参考まで。

〔ご参考〕
・
http://madeinnyfashion.nyc/:公式
近年、日本の文化やポップカルチャーやファッションがアメリカへ与える影響力はどんどん高まってますので、このニュース、日本の関係者の方々にとりましても良い知らせかなと思います。あと、NYFWだけで年間9億ドル(1080億円)の経済効果との報道も出てまして、ニューヨークにとってファッション産業は極めて重要な産業の1つと言えるでしょう。その他、興味深い関連報道いっぱい出てます。
※コメント欄にはログインが必要です。お手数をおかけしますが、ExciteホームでID登録しブログトップでブログを開設してからログインください。既に登録済みの方はそのままご利用頂けます。
「人気blogランキング」
htmx.process($el));"
hx-trigger="click"
hx-target="#hx-like-count-post-24140010"
hx-vals='{"url":"https:\/\/nyliberty.exblog.jp\/24140010\/","__csrf_value":"af6fe176e94a4f5131794a20b2dcb2fd6d498eac834f5e593a3500f6a7c902508b51b954de710792a492a6e213a4f663f0be56c1799a46dcc86e37b1bc63057c"}'
role="button"
class="xbg-like-btn-icon">