前回の続きで、子ども博物館で開催中の日本文化関連の特別展会場から、今回は「ゆるキャラ」のコーナー。実は、ニューヨークでも、市役所の環境保護や都市緑化プログラムの広報担当者をしてる
鳥のバーディー(Birdie)くんという「ゆるキャラ」がご活躍してますけど、日本文化の魅力や特徴を説明するうえで、かわいい「ゆるキャラ」は欠かせない存在になっているようです。
このコーナーには、やたらに詳しい「ゆるキャラ」の説明展示に加え、実際に、自分で「ゆるキャラ」を作ってみようというクラフト・コーナーが設けられてまして、お絵描き好きなチビッ子に人気。
しかも、下からライトアップされた表面に「ゆるキャラ」の顔や身体のパーツが描かれた特注のテーブルが用意されてまして、紙の上からトレースすれば誰でもかわいい「ゆるキャラ」が描けてしまう・・・というスグレモノ!!! さすが、マンハッタン子ども博物館でやってる特別展。細かいところも発想力が素晴らしいです。
しかも、例によって、無駄に情報量の多い説明展示には、
『ゆるキャラとは2002年にイラストレーターで学者でもある、みうらじゅんさんが作った言葉です。』などという説明まで!!! これがちゃんと英語とスペイン語にも訳されて3ヶ国語で展示されているんですよー。みうらじゅんさんの肩書きは、代表的なイラストレーターのほかに、エッセイスト、小説家、評論家、編集長などなど・・・いろいろありますけど、ここでは『イラストレーターで学者』・・・。
たぶん、アメリカ人のリサーチャーからしてみれば、みうらじゅんさんはもう『学者さん』(英語でscholar、スペイン語でestudioso)と考えた方が分かりやすいのでしょうね。
こんな「ゆるキャラ」分類表!!!(↑クリックすると拡大表示可)ちゃんと経済効果の説明も『ゆるキャラとは2002年にイラストレーターで学者でもある
みうらじゅんさんが作った言葉です。』近くのボードをよく見ると、リラックマで有名なSan-Xさんの
広報担当の桐野朋子さんからのコメントも
なお、アメリカにも熱狂的なリラックマ・ファンはいますこの特注テーブル、良いアイデア〔ご参考〕
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www.cmom.org/explore/exhibits/hello_japan:公式
【Hello from Japan!特集】
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NYの子ども博物館、日本文化の特別展「Hello from Japan!」開催中・・・まずは「かわいいセントラル」へ・
日本文化の特別展「Hello from Japan!」の様々なブース・
NYの子ども博物館のとても詳しい日本の「ゆるキャラ」紹介・
子ども博物館のミュージアム・ショップで日本の品々販売中・
NYの子ども博物館の天才的な「日本の食文化」の紹介方法・
NYの子ども博物館に厳かな「神社エリア」が登場中確かに世界的に見ると、普通、キャラクターとして着ぐるみまで作られるほど人気出るのはディズニーやヒーローもののマンガやアニメとか、ゲームのキャラクターなどが主流なのに、日本の場合、各地方いろんなところに「ゆるキャラ」がいっぱいいて珍しい・・・というか、これもやっぱり日本の文化の特徴なのでしょうね。※コメント欄にはログインが必要です。お手数をおかけしますが、ExciteホームでID登録しブログトップでブログを開設してからログインください。既に登録済みの方はそのままご利用頂けます。「人気blogランキング」