前回、バッテリー･パークから
自由の女神さまへ新年のご挨拶を済ませた後、せっかくなので周辺エリアのお散歩へ・・・。マンハッタン最南端のこの辺りは、アメリカ合衆国ができる前、移民時代から開拓されたエリアってことで、まるで映画のセットみたいな歴史ある建築物ずらり。特に、最近、改めて世界的に「言論や表現の自由」が注目されてますので、
フェデラル・ホール（Federal Hall）は、今一度、訪れておきたいスポットでしょう。
アメリカの自由と人権が生まれ、最初の国会が開催された場所としても有名なフェデラル・ホールには、貴重な史料がいっぱい。しかも、平日9時～17時の間、無料開放され、無料のツアーまであるんです。
また、近隣には、証券取引所のあるウォール街ならではの
金融ミュージアム（Museum of American Finance）などという珍しい見所も。
その他、別に特別な施設のない普通の街角でも、この近辺はよく映画やドラマのロケ地になってたりしますので、歴史ある建物を眺めながらのお散歩も楽しめます。日本の皆さんに馴染みがある最近の例を挙げると、2013年にEXILEが、初のニューヨーク・ロケで「PERFORMER'S PRIDE」のミュージック・ビデオを作ってますが、そのオープニング・シーンがこの辺（80 Broad St）。
以下、周辺の様子などご参考まで。
チャージング・ブル
トリニティ・チャーチ
フェデラル・ホール
平日9時～17時無料開放、無料のツアーも
NY証券取引所前
「PERFORMER'S PRIDE」のミュージック・ビデオ
最初のオープニング・シーンのロケ地がこの周辺（80 Broad St）
ニューヨークのいろんな場所が出てきますが、中でも、
再開発のため取り壊された、かつてNYのグラフィティの聖地
『ファイブ・ポインツ』(5 Pointz)は今となっては歴史的な価値アリ。
また、ラストのHIROさんの回想または次世代へ夢を託すシーンが印象的
冬晴れの眩いお日さま
フェデラル・ホールの史料見てると、「言論の自由」や「表現の自由」などに対するこちらの方々の考え方の深さというか、歴史的な意味合いを改めて感じられます。このあたりの感覚は、日本と欧米諸国では、日本人が気づいているよりも大きな文化の違いがあると思いますので、機会がおありになる方は一度じっくり訪れてみると良いかもしれません。
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