ついに、大晦日に放送されたNHK紅白歌合戦で『アナと雪の女王』のエルサ(イディナ・メンゼル:Idina Menzelさん)とアナ(神田沙也加さん)が、ニューヨークで日米姉妹共演、「アナと雪の女王スペシャルメドレー」でとてつもない歌唱力を披露!!! スバラシイ!!! これはもう、1951年から続く紅白の歴史に残る名演出の1つになった・・・と言って良いでしょう。
自らミュージカルの舞台にも立つ神田沙也加さんにとって、ブロードウェイ・ミュージカルの伝説的超スーパー・スターであるイディナ・メンゼルさんは、「本当にずっと尊敬していたミュージカル女優の方で、今日の共演は本当に『夢のよう』です・・・」とのこと。
そんなイディナ・メンゼルさんも、
先日お伝えした通り、結婚式で歌をうたって生計をたてていた下積み時代にオーディションから『レント』(RENT)のブロードウェイ公演オープニング・キャストに大抜擢され、トニー賞で助演女優賞ノミネート、その後、『ウィキッド』(Wicked)の主役、エルファバ役にキャスティングされ、主演女優賞受賞!!!というご経歴の持ち主。
いわば、音楽や歌の力が、どれほど多くの人々の人生を豊かにし、自らの人生をより良い方向へと切り開いていくか・・・ということを、おそらく誰よりもよくお分かりになられている方でして、きっと彼女なら今回の「アナ雪」日米姉妹共演にかなりの気合を入れて挑まれると期待してましたが、予想を上回るパワフルさ。
特に、「生まれてはじめて」のエルサとアナ、英語と日本語2ヶ国語での同時デュエットは斬新かつ魅力的。ぜひ日本語や日本文化にご興味を持つ世界中の方々にご覧頂きたいです。
本家ディズニーも、「Let It Go」(ありのままで)の
25ヶ国語版や、その歌い手さんの映像入りの
Behind The Mic版など作ってますけど、こういう感じで、異なる2ヶ国語でのデュエットも取り入れてみると、まさに音楽によって国境をこえ、絆が広がっていく・・・という感じで、さらにスバラシイものができる気がします。
それから、この「アナと雪の女王スペシャルメドレー」の最後、日本のNHKホールにいる出演者の皆さんとの「ありのままの・・・」の合唱も披露されたのですが、神田沙也加さんの実のお母さんである松田聖子さんが涙をこらえ一緒に歌っている表情に、言葉では表現しきれない美しさを感じました。
皆さんご存知の通り、聖子さんは、日本を代表するアイドルそして歌手として今でもご活躍され、この紅白では赤組のトリを飾られておりますが、プライベートではご離婚などいろいろあったわけでして、自分の娘とこんな大舞台でご共演、しかも、ニューヨークでブロードウェイの大スターとデュエットを披露する娘と・・・だなんて、おそらく今後、こんな母と娘は二度と出てこないでしょう。聖子さんも沙也加さんも、きっと他の人たちには見えないところで、いろいろな思いや悩みもあったでしょうけれど、ずっとずっと努力してきたんだろうなぁ・・・って。これだけでも、ドキュメンタリー番組や映画が作れそうなほどドラマティック。
以下、その「アナと雪の女王スペシャルメドレー」のビデオと、一部シーンのスクリーンショットをご参考まで。
NY中継では沙也加さんが通訳もさすが姉妹共演、すでに仲良しにメドレーは沙也加さんのソロから階段を降りながらの「生まれてはじめて」歌声に『夢のよう』という気持ちがこもってますねー熱唱する沙也加さんスバラシイ娘をじっと見つめるお母さんの聖子さんそしてイディナさんによる本家"Let it go"歌唱中に「アナ雪」の映画のシーンもしかも、クライマックス直前そして、"The past is in the past!"あたりからが圧巻ひきこまれます沙也加さん再登場で日本のNHKホールとの合唱パートへこんな感じ聖子さんの表情・・・エルサとアナの日米姉妹共演〔関連ログ〕
・
「アナ雪」本家のイディナ・メンゼル(Idina Menzel)さんの凄すぎるご経歴[2014-12-02]
※コメント欄にはログインが必要です。お手数をおかけしますが、ExciteホームでID登録しブログトップでブログを開設してからログインください。既に登録済みの方はそのままご利用頂けます。
「人気blogランキング」