久しぶりにNY生まれのソーシャルファンディング・サイト「キックスターター」(Kickstarter)関連の話題を1つ。日本の
『クラナド』(CLANNAD)のビジュアル・ノベルの英語化(と言っても日本の声優さん達が日本語で声を入れて英語字幕をつける方式)のための資金14万ドル(1ドル=110円換算で約1,500万円)の寄付を募ったら、1日も経たないうちに目標金額に到達してニュースに。募集期間はまだ残り59日もあるので、さらに寄付は増えそうです。
『クラナド』とは、もともと日本のゲームメーカー「ビジュアルアーツ」が2004年に出した全年齢対象の恋愛アドベンチャーゲーム。
人と人(特に家族)との「絆」をテーマに描かれ、「CLANNADは人生」という名言が生まれるほど感動するストーリーだそうで、漫画作品や、京都アニメーション製作の
TVアニメ・シリーズや東映アニメーション製作の
映画も作られているほどの人気作品なのだそうです。
でも、それにしても、英語吹き替えじゃなく、英語字幕をつける英語化のため・・・で、あっという間にこれだけの資金が集まっちゃうなんてすごいですよね。日本国内で、『クラナド』がどこまで世間一般に広く知られているのかイマイチよく分かりませんが、少なくても海外、特にアメリカでは、たった1日で14万ドル以上集まるほど『クラナド』ファンが確実にいるってことみたいです。うーむ。興味深いです。
以下、今回、『クラナド』制作陣がキックスターター上で公開している寄付呼びかけビデオと、11月11日付の告知ツイートをご参考まで。
〔ご参考〕
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https://www.kickstarter.com/projects/sekaiproject/clannad-official-english-release:CLANNAD Official English Release
〔関連過去ログ〕
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日本のゲーム「Mighty No. 9」がキック・スターター等で寄付4億円突破!!!
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日本のアニメ「リトルウィッチアカデミア」がキック・スターターで60万ドル(6000万円)超えの歴史的偉業
『クラナド』のことは今回のニュース見るまで、実は何も知らなかったんですけど、先月、特集したNYコミコン会場で見聞きした日本の漫画やアニメ、さらには伝統文化からポップカルチャーまでの人気ぶりなどから考えると、まぁ、14万ドルくらい瞬時に集まっても何も不思議じゃない気がします。
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