

コミコン(New York Comic Con)と言うくらいですから、マンガや絵本ほか各種書籍を販売している出版社や大手書店のブースが集まっているエリアの様子も見ておきましょう。当然、米国系が多いんですけど、日系の出版社のブースもあって大人気。特に、小学館集英社プロダクションの関連会社のVIZの巨大ブースは、常時、来場者が詰めかけていて、近づくことすら大変な状況です。

また、米国系出版社のブースにも日本の影響は色濃く出てまして、例えば、冒頭の写真の
Action Lab Entertainmentは、ペンシルバニア州が拠点の完全な米国系出版社なんですけど、そのブースにどーんと大きく展示してたのは、日本のマンガっぽい作画の『
Vamplets』シリーズ。
赤ちゃんのゾンビと看護婦さんのストーリーなのだそうですけど、たぶん人気があるんでしょう、Kawaiiキャラクターグッズもいろいろあります。
その他、マンガ本を出してない、クラフトや食やアート等のライフスタイル系の書籍がメインのお洒落な米国系出版社のブースとかでも、いわゆる
キャラ弁本とか、誰が見たってすぐに日本の影響を感じられる書籍を数多く見かけます。以下、広大な出版社や大手書店ブースの集まっているエリアの中のごくごくほんの一部だけですけど、ご参考まで。
Action Lab Entertainment
まるで日本のマンガのような作品とキャラクター人形まで
Quirk Books
キャラ弁本など日本っぽい本いろいろ
地元NYではお馴染みMidtown Comics
Chronicle Books
"Happiness is..."買いました
近年の買収を反映しこんなブースのディズニー
Titan Comics
今年人気のDr.Whoの出版社
Dr.Who系で一番多くみたコスプレは交番
VIZ Media(小学館集英社プロダクションの関連会社)
VIZ関連では、『ヒカルの碁』『DEATH NOTE』『バクマン。』等
の作者で漫画家の小畑健さんが来場し、パネルを開催され、
ネット上にはすでにいくつも米国人ファンによる興味深いレポートが・・・。
良い作品を創るカギは編集者との『信頼』関係にある等など、
マンガ家さんのお話も、実によく日本文化の素晴らしさを伝える
内容になってまして、米国人ファンも特にそこに反応してる
ということが、非常に興味深い現象だと思います。
Kodansha Comics USA
『セーラームーン』や『進撃の巨人』はこちら
米国版『進撃の巨人』担当のBen Applegateさん
Vertical(2001年創業の米系出版社)
2011年2月に講談社(46.7%)、大日本印刷(46.0%)が持分取得。
えどちゃん(ED CHAVEZさん)がノリノリでマーケティング担当
うわっ!!!可愛い猫ちゃんマンガ発見!!!
『Chi's Sweet Home』(チーズスイートホーム)
とりあえず3冊購入し、お家に帰ってから気づいたんですけど、
この猫ちゃんマンガ、なんとNYタイムズのベストセラーリスト入り
猫好きはアメリカにも沢山いますからねー〔ご参考〕
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www.newyorkcomiccon.com:NYコミコン公式
【New York Comic Con 2014関連】
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