NYコミコン、女性が独自ファッションやコスメを楽しむ場へ?! : ニューヨークの遊び方

NYコミコン、女性が独自ファッションやコスメを楽しむ場へ?!

NYコミコンは、漫画やアニメに限らず、ポップカルチャー全体に影響を及ぼすイベントに発展してきた・・・ということを示す1つの事例をご紹介します。冒頭の写真は、エルフ（妖精）のつけ耳屋さん。つけ耳のほかに、角、妖精の塵、魔法の杖なども販売中。妖精姿のコスプレをする方々が現れ、増えた結果、この手のブースが登場したという背景。じゃぁ、妖精姿になるのはどういう人でしょう?

NYコミコン、女性が独自ファッションやコスメを楽しむ場へ?!_b0007805_7163861.jpg

そう、妖精姿のコスプレをする人は男性よりも女性の方が多め。まぁ、女性の方がコスプレそのものに興味あるから･･･と思った方も多いかも?

でも、実は、これ近年のNYコミコンの変化をよく示してるんです。

NYコミコン会場にブースを出展している方々にいろいろお話をお伺いしてみると、女性がこのコミコンに数多く参加するようになったり、女性が率先してコスプレするようになったり、男性向けのヒーローもののキャラクターグッズの女性向けのグッズが当たり前のように販売されるようになったのは、実は、「ここ5年くらいの新しい現象なのでは???」との声が結構多め。

5年以上前は、漫画やコミック好きな主に男性向けで、一部マニアの女性も参加してたけど、今ほど世間一般の女性向けって感じじゃなかったのだとか・・・。まぁ、今でもアメコミって男性向けのヒーローもののイメージ強いですしね。

NYコミコン、女性が独自ファッションやコスメを楽しむ場へ?!_b0007805_13212832.jpg

この変化の結果、冒頭の写真ような妖精のつけ耳屋さんも登場。

そして、妖精のつけ耳屋さんだけではなく、現在、NYコミコンの会場には、女性の来場者をターゲットにした漫画やアニメとは直接関係のないブースも登場するようになりました。

例えば、今年見かけたのは、コスメ・ブランド（NYX Cosmetics）とか、ネイル・ブランド（Broadway Nails）などのブースです。どちらもお試しメイクアップやネイルを無料で提供してまして、女性に人気。漫画やアニメの一部マニアの女性だけでなく、世間一般のより多くの女性がコミコンに参加するようになると、このトレンドはますます進むかも?

以下、関連写真をご参考まで。