日本から海外へ向けて情報を発信し、広く世界中に伝えることは、いくらお金をかけてもなかなか難しいことですが、場合によっては、意図しなかったにも関わらず世界の大ニュースになっちゃうケースも・・・。まさに、そんな感じになったのが、先日あった日本のケンタッキー・フライド・チキン(英語では一般的にKFCと呼ばれます)のキャンペーン。
カーネル・サンダースのお誕生日である9月9日「カーネルズ・デー」を記念して、日本のケンタッキー・フライド・チキンが行った
感謝キャンペーンなのですが、その中で、チキンの形をしたiPhoneケース、マウス、USBメモリ、イヤリング等などの「3Dチキン」と名づけられた想像を絶する特別プレゼントが、世界各国のメディアに取り上げられることに。
おそらく、ケンタッキー・フライド・チキン自体がグローバル展開している有名企業ということで、外国メディアも身近に感じやすかったんじゃないかなとは思いますが、やはりそれ以上に、この特別プレゼントのアイデアの面白さやユニークさがずば抜けていた、ということでしょう。まさにアイデアの勝利という感じ。
しかも、飲食業のKFCがこの斬新なiPhoneケースやパソコン関連グッズなどを特別プレゼントした・・・ということで、
雑誌Timeや
Huffington Postのような一般メディアだけでなく、
IT業界、
飲食業界、
広告業界、
フランチャイズ業界などの世界中の専門メディアがこの話題を取り上げているのです。世界へ向けて何かメッセージを発信されたい方にとりましては、興味深い参考事例の1つになるような気がします。
これ欲しい一般メディアだけでなく世界中の専門メディアが報道〔ご参考〕
・
http://www.kfc.co.jp/campaign/colonelsday_thanks3/:公式
あと、近年、諸外国では、こうした感じの想像を絶するユニークなデザインや機能の品々は、どれもだいたい日本発のものという認識がすっかり定着しているため、このキャンペーンがさらにより多くのメディアに取り上げられたのかもしれません。2007年から7年連続して日本人が「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」に対して与えられるイグノーベル賞を受賞し続けているのも、背景にあるそういう認識が少なからず影響してるような気もします。
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