前回、フランス系生活雑貨ショップの「パイロンズ」が「P!Q」に名前を変え、日本文化の影響を受けたフィギュアやキャラクターグッズなどに特化するようになりました・・・とお伝えしましたが、そう言えば、アメリカのキャラクターってどんな感じだっけ?・・・というわけで、アメリカの典型的な人気キャラクター、スポンジボブ(SpongeBob SquarePants)をご参考まで。
スポンジボブは、ケーブルTV局、
ニコロデオン他で1999年から続いてる子ども向け人気テレビアニメの主役。
その名の通り、短パン姿のスポンジで、日本人の感覚からするとやや(かなり?)キモイというか、なんでこれが子どもに人気あるのか不思議。
でも、アメリカのチビッ子にはスポンジボブは本当に人気があるらしく、冒頭の写真のように街角の郵便ポストの中には、スポンジボブにペイントされたものもあるんです。
これは昨年のクリスマス・シーズンにアメリカの郵便局(USPS)が展開した
子ども向けのキャンペーンの名残りというか、スポンジボブの公式サイト上にこのキャンペーンの
専用ページが残ってますから今も続いてるようです。郵便局の公式FB上の発表では、全米に30個だけしか配置してないみたいですし、まぁ、それだけ本当にこのスポンジボブには人気あるのでそのまま続けているのかもしれません。
そう言えば、アメリカの郵便局は、2007年頃にも
スターウォーズの30周年にあわせてポストを人気キャラクターのR2-D2にペイントしたことがありました。
で、ふと思い出したんですけど、30年以上も前に作られたスターウォーズのキャラクターも、日本文化の影響を色濃く受けているんです。
ジェダイ(Jedi)という正義の味方の剣士たちは日本の柔道着、ヒロインのレイア姫は着物、悪役のダース・ベーダーは鎧兜と、あの印象的な衣装はどれも日本のものがモチーフ。また、ジェダイの身のこなし方や、ライトセーバーでの戦い方、さらには彼らの価値観などまで日本のサムライを模範にしている感じ。なお、ジョージ・ルーカス監督は黒澤監督の大ファンで有名。
つまり、日本文化は、もう大分昔から海外の方々、特に流行の最先端を行くクリエイターの方々の間で高く評価され続けてきたってことなんでしょうね。
R2-D2ポスト前でコスプレして記念写真するファンも
郵便局の公式サイトのコーナーより〔ご参考〕・
https://www.facebook.com/60774464809/posts/10152118439479810:USPS公式FB
典型的なアメリカの人気キャラクターのお話のつもりが、結局、日本文化の影響のお話に・・・。この他、今夏、映画になったいかにもアメリカっぽい亀のキャラが主人公の「忍者タートルズ」も思いついたんですけど、忍者ってことで完全に日本文化の影響受けてますよね。
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