舞台はミッドタウンにある
Sony Wonder Technology Labの入口前。ここに、1台のロボットがいます。彼の名前は
B.B. Wonderbotくん。おしゃべりのできるロボットで、いつも子ども達と”Hello, where are you from?”なんて調子でお話ししています。
最初はビックリするものの、子ども達は目をパチクリさせて大喜び!次々に浴びせかけられた質問に、ジョークを交えてちゃんと答えてくれるのです。とても可愛いやり取りは見ているだけでも楽しいですよ。また、彼は目も見えて、Tシャツに書いてある文字を読んだり、子ども達が手に持っているオモチャやヌイグルミのことを話題にしたり、歌までうたえます。
初めて彼に出会った私は「すっごい!SONYってこんなロボットも作っちゃうんだぁ!!!」と大感激。それからというもの、B.B. Wonderbotくんに会うたびにお話する日々が続きました。英会話の練習も兼ねてね。彼、なかなかウィットの効いた会話が得意なんですよ。
ところがある日、B.B. Wonderbotくんのことを教えてあげた友達に、
「それって別室に人がいて、目の部分にあるカメラで写した映像やマイクでとらえた音声を基にお話しているんだよ。」だって!!!
えぇ~!ガーンっ!!!言われてみれば確かにそうかなぁとは思うものの、初めて彼の秘密を知ったときは本当にすごいショック。なんだか、スーパーヒーローの正体を明かされた気分です。しかも、何故だか分からないけど、小さな別室でモニターを見ながら一生懸命ロボット口調でお話しているおじさんの姿が思い浮かんできちゃったりして、ショック倍増(汗)。いやぁ~、この秘密は、子ども達には内緒にしておこうと心に誓いましたよ、ホント。
どもどもぉ~♪さすがにもう、着ぐるみの中には人が入っていると知って驚くことはありませんが、このB.B. Wonderbotくんの秘密を知ったときはかなり驚きました。すっかり自分でおしゃべりできるロボットが出来たものだと思ってましたよ。とほほほ。
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