

生理用品ブランドの"Always"(日本では「ウィスパー」)の極めてユニークなプロモーション動画が、今、アメリカで大きな話題に・・・。生理用品のCMや広告は、その性質上、昔から創意工夫を凝らしたものが多く話題になることも多々ありますが、今回、6月26日にYouTubeで公開されたこの動画は、わずか1週間で再生回数2,200万回突破!!! さすがマーケティングに強いP&G。

その内容は、「女の子らしく」("like a girl")という表現が、一般的にどういうイメージを持たれているのかを調査するという社会実験。そのため動画のタイトルは"Always #LikeAGirl"。
まず、男女様々な人たちに、「女の子らしく走ってみてください」、「女の子らしくボールを投げてみてください」、「女の子らしく・・・」と質問し、被験者の方々は自分なりに「女の子らしく」をやってみせます。
ここまでは皆さんもだいたいどんな感じか想像がつくでしょう。
さて、それでは実際に10歳の女の子に同じ質問をしたら、本当の女の子は「女の子らしさ」をどう表現するのか? みんなが勝手にイメージしている「女の子らしさ」と同じなのか、それとも違うのか? 違いがあるとすればそれはどういう意味なのか?
実に興味深い社会実験と、そこに込められたメッセージが数多くの人々の心を打ち、"Always"のこの#LikeAGirlキャンペーンはその生理用品の良さとかそんなものを超え、「女の子らしさ」についての新しい考え方を広めているとの
報道も・・・。
以下、そのプロモーション動画などご参考まで。
Always #LikeAGirl
「女の子らしく走ってみてください」に対する女性の答え
同じ質問を10歳の本当の女の子にしてみると・・・〔ご参考〕
・
http://www.always.com/en-us/likeagirl.aspx:公式
根拠のない社会通念が、もっと大きな可能性を秘めている幼い女の子たちの自己認識を低めてしまっているかもしれない、自信を失わせてしまっているかもしれない、そうではなくて、大人である私たちは彼女たちを励まし、勇気付けるべきでは?・・・というメッセージ。素晴らしい。これ、女の子に限らず「子どもらしく・・・」でも、さらに大人の場合でも、同様のことが言える場面は多々あるような気がします。
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